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東日本は力強く復興いただき、
北イタリアでは皆様が安全に。

 

平成24年1月  
総領事 城守 茂美

平成が24年目に入りました。今年も皆様の幸多からんことを祈ります。

さて、昨年は東日本大震災と福島の原子力発電所事故で大変な年でした。昨年12月の当館天皇誕生日レセプションで触れましたが、ミラノでは、震災後早々に前ミラノ市長等要人から弔意と支援が寄せられ、前ミラノ枢機卿によるドォーモでのサンタ・ミサが主宰され、これに引き続いて、イタリア人、邦人の方々のチャリティー・イベントやコンサートが続々と開催されました。また多くの方々から義援金が寄せられ、当館に送られてきただけでも265件、計6桁に達するユーロの寄付が見られました。かくして、当地のイタリアの方々の、在留邦人の方々の、篤い想いに心打たれる1年でした。改めて皆様に感謝申し上げます。

日本政府は日本の復興のために、23年度予算で第2次、第3次、第4次補正と手を打ち、また24年度においても全力を尽くすべく努力しています。また被災地の皆様や関係者、また様々に支援する方々など、国民の一人一人が頑張っており、今年は日本のたくましい復興を外国の皆様にお見せできると信じています。私たちも、昨年の大きな悲しみを乗り越え、日本の復興する姿、元気になった姿、安全になった姿を北イタリアにお披露目して行きましょう。(ちなみに、最近ミラノのある日本料理屋にランチに行ったところ、店の外までイタリアの方々が列を作って順番待ちをしていました。ああ、ミラノでは日本料理への不安などと無くなったな、と実感しました。)

災害に関連した交流を別としても、昨年1年間で、両国間では多様な交流が見られました。様々な文化関係者、経済関係者がミラノや北イタリアを訪れ、交流を深められ、今後への展望を開拓されています。また皆様の尽力により北イタリアで数々の文化行事も開催されました。(昨年の交流の事例はここを参照。)更に2015年のミラノ万博の話題が巷間に流れるにつれ、今後この様な文化・経済面での関係者の交流が一層盛んとなりますでしょう。また、イタリアへの日本人観光客も従前に戻ったと伺っており、昨年の私の挨拶で言及した「行きたい国ナンバーワン:イタリア」は、今年も健在で、多くの日本の方々が当地を訪れるでしょう。それに伴い、北イタリアの方々にも是非日本を一層訪問していただきたいと希望しています。総領事館は、その様な日・伊間の人的・文化的・経済的交流をバックアップして行きますので、日本や北イタリアの邦人、イタリアの方々のご協力を得られれば幸甚です。

また私の大きな希望の一つに、北イタリアで、在留邦人や邦人旅行者の方々が、無事に滞在し、旅行していただくことがあります。当館のホームページは、皆様に使いやすくなるべく、更に姿を変えましたのでご一見下さい(特に安全対策に力を入れています)。また、私がミラノに来た2年前より、当館領事部の窓口・電話口での対応改善に努めて来ました。昨年の当館HPでの私の挨拶で、「苦情あれば私に寄せて下さい」とお願いしましたが、幸いにも1件も苦情をいただきませんでした。他方、「数年前の当館の対応は悪かった」とのお声は未だに聞くのですが、最近の当館の対応を是非見ていただきたいと思います。それでも、当館窓口・電話口で不十分な対応が見られたら、その詳細を私にお教え下さい。(そのための苦情届を作りましたのでご活用下さい。)至らぬ所は具体的にお教えいただいて、更なる改善に努めて行きたいと考えています。

皆様のご協力と支援を得て、両国国民の関係を一層緊密化させたいと希望していますので、今年もまた、ご協力・ご鞭撻の程をお願いいたします。

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