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就寝中の屋内侵入窃盗事件の発生について

今年1月、「Milano3」内にある住宅(約20世帯)に対して、何者かが、就寝中に屋内に侵入し、金品を窃取する連続屋内侵入窃盗事件が発生しました。本件被害者の中には、邦人被害者も含まれており、一つ間違えば大きな事件に発展しかねなかったところ、在留邦人の皆様方の防犯対策に万全を期していただくため、ここに事件の概要等をご連絡致します。

1.日時

平成21(2009)年1月10日(土)及びその前後 深夜から早朝にかけて

2.場所

「Milano3」内住居約20世帯

3.概要(邦人被害者の場合)

(1)午前3時30分頃、ご婦人が物音に気づき、就寝中の寝室から他の寝室等を見てみたが、特に異常には気づかなかった。
(2)午前4時00分頃、ご主人が仕事に出勤するため起床し、玄関から近い棚の上に置いた財布がないことに気づいた。しかし、車内に置き忘れたものと思い、特に気にすることもなく、玄関から駐車場へ向かおうとしたところ、玄関の鍵が開いていることに気づいた。
(3)単なる鍵のかけ忘れかと思い、駐車場にある車内を確認するがやはり財布がないことに気づき、再び自宅に戻って、その旨をご婦人に告げた。
(4)ご主人の財布がないことから、夫婦で室内を確認したところ、ご主人の財布の他に、ご主人のジャケット、ご夫人のショルダーバック(共に寝室近くのハンガーに掛けていたもの)がなくなっていることに気づいた。

4.検証

(1)当被害者宅は、建物の上層階に位置しており、各窓から侵入された形跡はなく、玄関の鍵が開いていたことなどから、玄関から侵入されたものと思われる。
(2)就寝中は、玄関ドアを外から開けられないように、玄関の鍵穴に鍵を刺したままにしておくことを習慣としていた。
(3)数日前から、建物のメイン玄関と駐車場への入口の鍵が壊れていた。
(4)財布とショルダーバックは、建物の1階に放置されており、現金だけが抜き取られ、クレジットカードも窃取されていなかった。
(5)被害品はいずれも、簡単に視認できる位置に置かれていた。
(6)「Milano3」を警備しているガードマンに被害申告したところ、今日は3件目だと言われた。

5.対策

(1)玄関の鍵は、絶対に鍵穴に刺したままにしておかないこと。   
※刺したままにしておくと、外側の鍵穴から長いピンセットのような器具を差込み、内側から差し込まれた鍵を利用して、簡単にドアの鍵を開けることができる。また強力なマグネットを利用して開けることも出来る(イタリア人社会では常識となっている)。


(2)玄関の鍵は、違うタイプのものを複数設置すること。
※今回の事件とは無関係と思われるが、玄関の鍵は、薄いプラスチック板(レントゲンフィルムの様なもの)を隙間に差し込み、鍵の位置までスライドさせることで簡単に開けることが出来る場合もあり、一つだけの鍵で安心するのは危険である。

(3)貴重品は、必ずロッカー等にしまうなど、人目に付きにくい位置に保管する。

(4)建物のメイン玄関等の鍵が壊れていたことから、何者かが予め壊しておいて犯行に及んだとも考えられ、現在お住まいの建物のメイン玄関の鍵が同様な状態である場合は、直ぐに管理人に申し伝え修理を依頼する。

(5)今回、ご婦人が物音に気づいて行動したり、ご主人の起床時間と物音の時間が接着していたりと、犯人と鉢合わせになる可能性も十分にあったことから、万が一鉢合わせになった時は、被害品を奪還するなどの抵抗はせず、自分や家族の身を守ることを優先させる。余裕がある場合は、犯人の人相や着衣を記憶にとどめておくようにする。
※アルバニア人、ルーマニア人系の窃盗団に、被害者が抵抗を試みたため、殺害された例がある。



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