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安全情報

北イタリア治安情勢通報

~マルペンサ空港におけるクレジットカード情報抜取り被害事件~

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2016年2月3日

1月末,マルペンサ空港において,日本に帰国する旅行者等を狙ったと思われるカード情報の抜き取り(スキミング)事件が発生しました。同日に,複数の日本人の方が同一人物と思われる男から声をかけられています。
  出張や旅行でマルペンサ空港を利用される方は,気をつけて下さい。

1.犯人像
  黒人男性,25~35歳位,身長180㎝位,体格が良い,野球帽,リュックサック,スーツケース等所持。英語が堪能,日本人や日本をよく知っていると話しかける。

2.被害の状況

  1. 発生場所
    マルペンサ空港 アリタリア航空チェックインカウンター周辺
  2. 発生時間帯
    日本行き直行便のチェックイン時間帯(11:00~13:00)
  3. 特徴的文言
    券売機では,電車の切符を現金で買えないので,代わりにクレジットカードで買ってくれないか
  4. 状況
      チェックイン手続きを終えた日本人に,英語で,日本(日本人)をよく知っていると親しげに声をかける。そして,電車の切符が現金で買えなくて困っており,50ユーロを示しながら,現金を渡すので代わりにクレジットカードで切符を買ってもらえないかと声をかける。
      その後,マルペンサ空港駅の自動券売機まで案内し,イタリア語の画面を示して,クレジットカードを入れて操作するように促す。暗証番号を何度も打ち込んでも,決済が完了しないため,男から,再操作や別のカードも試すように促される。最終的に,何度も試しても切符の購入ができない状況を見て,他の方法を試すと言って男が立ち去る。
      帰国後,クレジットカードでキャッシングをされていることが判明し,カード情報を悪用されていることに気がつく。

3.分析
   おそらく,自動券売機にカード情報を読み取る「スキマー」という機械を仕掛けているか,途中の段階で,被害者が取り出したカードを手に取った際などに,スキマーで情報を読み取っていると思われます。また,被害にあわれた方が,暗証番号を打ち込んでいる様子も見て,読み取っていると思われます。

4.アドバイス
  旅行中は,スリ・置き引きなどの被害に十分気をつけておられても,最後の空港では安心して,気が緩む場合が多くあります。また困っている人を見かけると,「損をしないなら…」と思って,手助けをしようと思う方もおられるかと思います。

海外では「日本語を話す」,「日本(日本人)をよく知っている」と町中や空港などで急に話しかけてくる人には用心をしてください。
  カードのスキミング被害だけでなく,危険な荷物の運び人にされる場合もあります。

ご自宅にお帰りになるまで,十分に気をつけてください。

本通報に関する問い合わせ先
総領事館代表電話:02-6241141 ryojikan@ml.mofa.go.jp(警備班)