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パスポートについて

2006年3月20日から新しいタイプのパスポート(IC旅券)の申請受付を開始しました。このパスポートには,これまで以上に偽変造が難しくなるようさまざまな工夫を施していますが,一番の特徴はIC(集積回路)を搭載し,国籍や名前,生年月日など旅券面の身分事項のほか,所持人の顔写真を電磁的に記録していることです。IC旅券もこれまでと同じように冊子型ですが,冊子中央にICチップおよび通信を行うためのアンテナを格納したカードが組み込まれています。
IC旅券の導入により,顔写真を張り替えたパスポート等を使用してもICチップに記録されている情報と照合することにより偽造を見破ることが容易となるため,他人の「なりすまし」によるパスポートの不正使用防止の効果が期待されています。


IC旅券の留意点

  • IC旅券に格納されているICチップは電子部品です。
  • IC旅券に強い衝撃を加えたり,高温の場所や磁気の強い場所に保管したりすると,ICチップに異常を来たす恐れがありますので,取り扱いには注意してください。

アメリカ入国ビザとの関係

アメリカ政府は,同国のテロ対策包括法に基づき,2004年10月26日から「機械読み取り式でない旅券(注)」を所持している外国人がアメリカへ入国(通貨を含む)する場合には,入国前にビザを取得することを求めています。
従来は「機械読み取り式パスポート」であるか否かにかかわらず査証免除プログラム対象国である日本旅券所持者の短期滞在目的の入国に当たってはビザを免除してきたわけですが,アメリカ政府は,その方針を変更したものです。また,「機械読み取り式でない旅券」も従来どおり旅券として使用できますが,アメリカへの短期滞在目的の入国については,従来免除されていた査証が必要とされることになったものです。

注意事項
  • お手持ちのパスポートの写真のあるページの下部に「THIS JAPANESE PASSPORT IS NOT MACHINE READABLE」と記載されている場合には「機械読み取り式でない旅券」を表しています。
  • 2006年10月25日までに発行された機械読み取り式パスポートは,ICが搭載されていなくても顔写真がデジタル印刷であればビザが免除されます。わが国の機械読み取り式パスポートの顔写真は全てデジタル印刷となっていますので,2006年10月26日以降もそのパスポートの有効期間中はビザなしで米国に渡航することができます。
  • 2006年10月26日以降に発行されるパスポートはIC旅券でないとビザが免除されませんが,わが国は2006年3月20日以降の申請に対して国内はもとより原則全在外公館でIC旅券を発給しています。