Italiano

危険情報

北イタリア治安情勢通報

第6号:2012年上半期(1月~6月)の日本人の被害状況


~管内被害ワースト3は,1位→スリ,2位→置き引き,3位→車上ねらい~

近年,ミラノの治安はスリ,置き引き等の身近な犯罪が依然として発生しているほか,強盗などの凶悪な犯罪が発生するなど,在留邦人や旅行者は十分注意いただく必要があります。
そのような対処を効果的に実施していただくべく、以下の資料を作成しましたのでご活用ください。
〈注意:なお,ここで言及しています被害事例は,パスポートを紛失した等の大きな被害に遭った例のみです。その他の被害に遭った方々も、たくさんいると思いますので,皆様十分用心ください。〉

1. 当館で受理した被害総件数及び被害総額
2012年上半期中に当館で受理した被害総件数は68件でしたが,2009年に比べて32%減少し,以後,2010年は42%,2011年は14%と増加した結果となっています。
被害件数を前年と比較すると,減少件数が多いものとして,車上ねらい,ひったくり,空き巣等があります。一方増加件数が最も多いものとしてスリがあります。
また,盗難による現金の被害総額は約108万円と2万6,390ユーロ,前年に比べ約192万円と8万9,443ユーロのそれぞれが減少しています。

2.ミラノの特徴的傾向
ミラノの犯罪の発生件数は42件と,前年に比べ8件(24%)増加した。中でも,置き引き,車上ねらい,ひったくり,空き巣等はそれぞれ減少しているが,スリは増加しています。また,今期は前年に比べて若干の増加傾向にありますが,ミラノ以外での被害も増加しています。

  被害多発時間帯 被害多発場所 被害の多い年齢層 備考
スリ 午前7時から午後8時の間で午後6時前後 駅構内5件
地下鉄5件
列車内4件
30歳代の女性と男性 前年に比べて24件(+12件)で増加
置き引き 午前5時から午後8時の間で午後8時頃 駅構内3件
レストラン3件
20歳代の女性
30歳代の男性
前年に比べて11件(-1件)で減少
車上ねらい 午前8時から午後8時の間 駐車場や路上 30歳代の女性と男性 前年に比べて2件(-5件)で減少
強盗 午前0時から午前1時の間 路上や列車内 20歳代から30歳代 過去4年間で初めて被害届を受理

また管内での被害件数の9割がこのワースト3の被害で占められていることを考慮すると,この3つの被害に留意することで当地での邦人被害のほとんどが抑止できることになります。
ミラノ等北イタリアでの旅行または外出時には,下記の被害状況及び防犯対策を参考にして犯罪被害に遭うことのないよう注意しましょう。

3.被害状況及び防犯対策
(1)スリの状況

スリは,駅や列車内,買い物中などあなたを狙っています。
【事例1】地下鉄の切符を購入する際,後ろからバッグの中の貴重品を盗まれた。
【事例2】地下鉄の車内で,若い女性に密着され,貴重品の入ったバッグを盗まれた。

【防犯対策】
乗降客が多く混雑する市内中心地付近の駅(中央駅、ドゥオモ駅)での被害が多いことを念頭に置いて,以下に注意しましょう。
(2)置き引きの状況
こんなところで被害に遭っています。気を付けましょう。

【事例1】レストランにおいて,座席に掛けていたバッグが席を離れていた間に盗まれた。
【事例2】ホテルの受付において,置いていたバッグから目を離した隙に盗まれた。

【防犯対策】

(3)車上ねらいの状況
油断は禁物!
路上又は駐車場で駐車中の被害がほとんどを占めています。
【事例1】駐車場内において,車のトランクにスーツケースを入れたまま食事に行き,車に戻ると窓が割られ,荷物が盗まれていた。

【防犯対策】
本通報に関する問い合わせ先
総領事館代表電話:02-6241141 info@ml.mofa.go.jp