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危険情報

北イタリア治安情勢通報

第7号:北イタリア諸都市の犯罪発生率は高く、ミラノはNo.1

21日付当地紙は,以下のように伊国内でミラノの犯罪発生率が最も高い旨報じました。犯罪発生件数,人口当たり犯罪発生件数とも,ミラノ,トリノ,ボローニャ等々北イタリアの諸都市が上位に並んでいますので,在留邦人の方々,観光,出張される方々は,十分注意して下さい。

イル・ソーレ24オーレ紙
  1. 2011年度の内務省の統計資料によると,犯罪は停滞期が3年続いてから,2011年には2010年と比較して著しい増加(5.4%)が見られた。原因は経済危機による増加と言え,特に窃盗や軽犯罪が増加傾向にある。例えば,空き巣被害が21%の増加を記録し,20万5千件数に達した。強盗に関しても増加が見られ,特徴として,以前のように銀行ではなく商店が標的になってきた。スリは,134,000件,ひったくりは17,700件と,それぞれ16%と21%増加した。
  2. イタリアでは,人口当たりの犯罪発生件数が一番高いのがミラノである。2011年の犯罪発生率(人口10万人当たりの犯罪発生数)は,ロンバルディア州で134,121件(16%増),ミラノでは7,360件(第1位)で,中でも窃盗が21.1%増,スリが5.4%増となった。

イル・ジョルナーレ紙

  1. 2011年の被害届ベースの犯罪発生件数
    ミラノ 294,875件 第1位 パレルモ 53,277件 第11位
    ローマ 257,434件 第2位 ベルガモ 46,956件 第12位
    トリノ 155,701件 第3位 ヴェネツィア 43,456件 第13位
    ナポリ 133,153件 第4位 パドバ 43,334件 第14位
    バーリ 68,808件 第5位 モデナ 37,993件 第15位
    ボローニャ 68,582件 第6位 ベローナ 37,697件 第16位
    ブレシア 62,637件 第7位 サレルノ 37,325件 第17位
    フィレンツェ 56,302件 第8位 ヴァレーゼ 35,423件 第18位
    ジェノバ 54,044件 第9位 ヴィチェンツァ 29,641件 第19位
    カターニア 53,556件 第10位 カゼルタ 29,306件 第20位
  2. 2011年の人口10万人当たりの犯罪発生率
    ミラノ 7,360件 第1位 ピサ 5,554件 第11位
    リミニ 7,001件 第2位 サボナ 5,429件 第12位
    ボローニャ 6,914件 第3位 モデナ 5,421件 第13位
    トリノ 6,763件 第4位 リボルノ 5,385件 第14位
    ローマ 6,138件 第5位 ルッカ 5,339件 第15位
    ジェノバ 6,122件 第6位 ペスカーラ 5,233件 第16位
    プラト 6,044件 第7位 パルマ 5,165件 第17位
    ラベンナ 6,028件 第8位 ヴェネツィア 5,035件 第18位
    フィレンツェ 5,641件 第9位 パヴィーア 5,017件 第19位
    インペリア 5,562件 第10位 ブレシア 4,987件 第20位
    ナポリ 4,322件 第30位
    (※赤字は、北イタリアの都市を表示)
  3. ミラノの犯罪発生件数の増加率は対前年比7%増で,窃盗・強盗(略奪犯罪)は,2010年の5.8万件強から2011年には約8万件と増加が顕著となっている。なかでも外国人移民・滞在者による窃盗・強盗が増加の傾向にある。(※現在のミラノ市の人口は,135万人だが,外国人は正規滞在者が約20万人,不法滞在者が約2.5万人)

本通報に関する問い合わせ先
総領事館代表電話:02-6241141 info@ml.mofa.go.jp