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危険情報

北イタリア治安情勢通報

第6号:「当たり屋」に関する注意喚起

2014年3月20日

当館に対し,「ミラノの環状線において,物損事故に見せかけて,修理代及び示談金を請求する,いわゆる「当たり屋」事案が発生しています。」という趣旨の情報が寄せられています。

北イタリアにお住まいの在留邦人の方及びレンタカーで運転をされる方は,「当たり屋」に十分にご注意ください。

1.過去の被害の例(物損事故に見せかけるもの)

  1. 車に小石が当たるような音がして,しばらくすると後続車両が並走してきていきなり止まるよう言われ,路側に停車すると,ドアやサイドミラーが当たったなどと接触事故を装い,因縁を付けて修理代や示談金を請求してきます。
  2. 相手はイタリア語で捲し立て,凄みのある態度を取ってきます。
  3. 当事者は,突然の出来事で自ら交通事故を起こしたかもしれないと思い,動揺と精神的ショックを受けます。
  4. 相手はその精神的動揺につけ込んで,直ぐにお金を支払うよう請求してきます。
  5. 示談を勧める第三者が突然現れる場合もあります。
  6. 窃盗や強盗目的で交通事故を仕掛ける場合もあります。

2.対策

  1. 基本的に交通事故への対応は、事故の大小,怪我の有無に関わらず速やかに警察に届出なければなりません。また,同時に自身の加入している保険会社の担当者にも連絡を取り事故の届出をすべきで あり,これは「当たり屋」かどうかにかかわらず,事故に関する損害賠償や自身の補償のための自動車保険を適用する際の必須事項です。
  2. 警察に連絡する際は、事故現場と,事故の状況,負傷者の有無等を伝えます。事故を起こした瞬間又は事故を起こしたか不明確な場合は,一瞬頭が真っ白になってパニックになりますが,焦らずにひと呼吸おいて冷静に状況を伝えてください。
  3. これらの基本的事項を怠った場合,「当たり屋」に付け入る隙を与え,被害を拡大することになります。
  4. 毅然とした態度で,示談などの相手の要求には応じないことが肝心です。
  5. 相手に「弁護士に相談します。」と言ってみるのも一案かと思われます。
  6. 事故を起こしたかどうか不明確な場合は,過失を認めたことになるため,簡単に「すみません」などの謝罪の言葉は言わないでください。
  7. 警察が到着する前に,自分の勤務先や氏名,電話番号は絶対に言わないでください。
  8. 自らで処理することなく,友人,知人に知らせてください。
  9. 自らの判断で勝手に弁償を約束しないでください。
  10. 当館ホームページより,「安全の手引き」8頁「4.交通事情と事故対策」を参照ください。
  11. http://www.milano.it.emb-japan.go.jp/page3_j.htm
    本通報に関する問い合わせ先
    総領事館代表電話:02-6241141 info@ml.mofa.go.jp