国際シンポジウム「Venice Japan International Food+ Symposium」
令和3年4月1日
3月18日雨宮総領事は、ベネチア・カ・フォスカリ大学が主催し総領事館が協力する国際シンポジウム「Venice Japan International Food+ Symposium」(オンライン)に出席しました。雨宮総領事は、冒頭挨拶において、ベネチア・カ・フォスカリ大学と総領事館の協力関係が着実に進展していることを歓迎するとともに、近年のイタリアにおける和食に対する関心の高まりや、東日本大震災10年後の福島の復興状況及び日本政府による日本産農産物の輸出増加への取組(被災地の農産品の各国による輸入規制の科学的根拠に基づいた撤廃の働きかけを含む。)を紹介しました。3日間に亘り開催されたシンポジウムでは、作家の島田雅彦氏、スタラーチェ駐日イタリア大使、両国の商工会議所や日本企業関係者、ベネチア・カ・フォスカリ大学、東洋大学等の日伊学術関係者、フードライター等が登壇し、両国の食文化の現状や近年の動向について活発な意見交換が行われ、飲食品分野での双方向の輸出拡大に向けた強い期待が示されました。

雨宮総領事

マッレッラ・ベネチア・カ・フォスカリ大学国際関係担当副学長