天皇誕生日レセプション(令和6年2月9日)

令和6年2月20日
  2月9日、在ミラノ日本国総領事館は天皇誕生日祝賀レセプションを開催しました。

  冒頭、文化庁の新進芸術家海外研修制度を通じてミラノで声楽を学ばれている杉山沙織様による日本国歌及びイタリア国歌の独唱が行われました。

  総領事の小林は挨拶で、元旦に日本中部で発生した地震被害に対するイタリアをはじめとする国際社会からのお見舞いや支援に謝意を述べるとともに、先般のメローニ首相訪日や、「戦略的パートナーシップ」に格上げされた強固な日イタリア関係を歓迎しつつ、祝賀の辞を述べました。また、今後予定されている大阪・関西万博(2025年)、ミラノ=コルティナ冬期五輪(2026年)、横浜の国際園芸博覧会(2027年)等の国際的なイベントを通じての日伊交流の深化への期待を述べました。

  来賓のロンバルディア州ラファエレ・カッターネオ国際・欧州関係担当政務次官は、日本とロンバルディア州、ひいては日本とイタリアの交流の発展の重要性や、大阪・関西万博の成功に向けた協力に言及しつつ挨拶をされました。

  レセプションにはロンバルディア州及び軍・治安当局の要人のほか、北イタリアから、ラーゼロ・アスティ市長、リボルディ・カザーレモンフェラート市長、ファケッティ・コッカーリオ市長、イゾラ・ファエンツァ市長、オレッキア・モンカルヴォ市長、ジャンニ・ジヴォレット市長代理が出席されました。また、各界要人、各国総領事、北イタリア日本人コミュニティーの代表者等、総勢約160名が参加されました。

  今年のレセプションでは、JETROのほか、日系企業(MUJI、GB Giapponeとサントリー、PwC Italia)がブースを設置し、各々の活動をPRしました。また、JNTOによる日本観光の紹介等が行われ、日本の多様な魅力を発信しました。当地の「クレスピ盆栽」の樹齢250年という盆栽と、安藤圭子様(ミラノ日本文化協会)の生け花で彩られた会場では、「日本食普及の親善大使」である市川春夫シェフによるお寿司の提供を行っていただきました。更に、当館から様々な日本産酒類と公邸料理人による和食を提供しました。

 
(左から)リボルディ・カザーレモンフェラート市長・ラーゼロ・アスティ市長・カッターネオ・ロンバルディア州政務次官・総領事・ジャンニ・ジヴォレット市長代理、オレッキア・モンカルヴォ市長
総領事によるスピーチ

 
総領事による乾杯の挨拶
カッターネオ・ロンバルディア州政務次官によるスピーチ
杉山さんによる独唱
総領事のスピーチを聞く参加者
総領事夫妻(左右)とズガラリア・ミラノ県地方政府代表
総領事夫妻(左右)とファケッティ・コッカーリオ市長(中央右)
総領事夫妻(左右)とペトロンツィ・国家警察ミラノ大都市圏本部長
レストラン「ICHIKAWA」によるお寿司の提供
日本酒・梅酒の紹介
JNTOローマ事務局による日本観光紹介
歓談の様子1
歓談の様子2