「Japan in the Indo-Pacific: POLITICAL ECONOMY AND SECURITY PERSPECTIVES」(2022年3月24日)

令和4年3月29日
 3月24日、トリノ大学及びトリノ世界研究所(T.wai)が共催し総領事館が支援するワークショップ「Japan in the Indo-Pacific: Political Economy and Security Perspectives」がトリノ大学社会政治文化学部のキャンパスにて実施されました。

 対面で出席した雨宮総領事は、冒頭、日本政府が推進する「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の概念が形成されてきた背景や日本の取組について紹介しました。続いて、日本及び欧州の有識者がオンラインで参加し、日中関係、日印関係、東南アジア及び南アジアにおける日本の開発援助政策、インド太平洋における日本と欧州の連携などをテーマに発表を行い、学生との間でQ&Aも行われました。

 最後にモデレーターを務めたガブージ・トリノ大学講師より、アジア諸国のダイナミクスを学ぶ学生にとって、政治、経済、安全保障といった様々な見地からインド太平洋地域の重要性の高まりを認識する貴重な機会となった旨の発言があり閉会しました。

 
冒頭挨拶する雨宮総領事とガブージ講師
最初の発表者のボナンノIPSO所長