令和4年度外務大臣表彰:平井智一(平井智)氏

令和4年8月4日
 8月4日、日本国外務省は令和4年度外務大臣表彰の受賞者を発表しました。北イタリアにおいては個人1名と1団体の受賞が決定し、個人としてはファエンツァを拠点に活動されている陶芸家の平井智一(通称:平井智)氏が、日本とイタリアとの相互理解の促進に寄与した功績により今年度の外務大臣表彰を受賞することとなりました。
 
平井智一
 
 平井氏は1970年代にイタリアで陶芸を学び、以来、50年にわたり日伊両国を拠点とした制作活動、及びアートコーディネーターとしての活動を通じて、日本とイタリアの陶芸分野における相互理解の促進、及び友好親善の促進に貢献するとともに、若手陶芸家の育成及び交流促進に尽力されました。また、陶器の町として知られるファエンツァ市及び土岐市の姉妹都市締結発足当初より、40年以上の長きに亘り両都市の様々な交流事業の担い手の一人として積極的な役割を果たし、市民間の交流促進に大きく貢献されました。

 当館は平井氏のこれまでの活動に敬意を表するとともに、今回の受賞を心よりお祝い申し上げます。

外務省による記者発表