ニコレッタ・スパダヴェッキア教授に対する叙勲伝達式(令和4年10月19日)
令和4年10月19日
10月19日、在ミラノ日本国総領事館は、ニコレッタ・スパダヴェッキア教授に対する叙勲伝達式を執り行いました。
スパダヴェッキア教授は1977年に父サンテ・スパダヴェッキア氏とともに「イタリア・アジア文化センター」を創設し、2007年から2017年までは同センターの会長としてイタリアにおける日本文化の普及及び日伊両国の親善促進に大きく寄与されました。また、ミラノ市立外国講座において35年間もの長きに亘り、日本語及び日本文化の講師を務められました。さらには、翻訳家としても活躍され、大江健三郎や夏目漱石といった日本人作家の作品を初めて日本語から直接イタリア語に翻訳した翻訳家であります。こうした功績が認められ、令和4年春の外国人叙勲において旭日双光章を受章しました。
雨宮総領事はスパダヴェッキア教授に勲記及び勲章を授与し、今回の受賞への祝意を表しました。これに対して、スパダヴェッキア教授は、叙勲に対する喜び、そして同じ目的を追求し共に活動してきた仲間とこれまで活動を支えてくれた全ての方々に感謝の言葉を述べられました。
在ミラノ日本国総領事館は、スパダヴェッキア教授のこれまでのご活躍に敬意を表するとともに、改めて今回の受章を心よりお祝い申し上げます。

勲記を授与する雨宮総領事

勲記と記念撮影

総領事夫妻とスパダヴェッキア教授

答辞を述べるスパダヴェッキア教授

記念撮影

記念撮影

記念撮影