第58回パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールでの日本人バイオリニストの入賞(令和7年10月25日)

令和7年10月29日
  10月25日(土)、ジェノヴァ市内のカルロ・フェリーチェ劇場にて、第58回パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールの決勝及び授賞式が行われ、決勝に進出した吉本梨乃さんが第2位に入賞しました。吉本さんは14歳から渡欧し、ウィーンやベルギーで研鑽を積み、様々な国際コンクールで優勝・入賞しています。決勝ではパガニーニ協奏曲とブラームス協奏曲を熱演しました。当館の鍋島徳子首席領事より卓越した演奏に敬意を表しつつ、お祝いの言葉をお伝えしました。

  今年のコンクールには世界中から約100名の若手演奏者が参加、ジェノヴァ、広州、ソウル、NY,ベルリンで行われた予選を勝ち抜いた20名が10月半ばからジェノヴァ入りし、頂点を目指しました。吉本さん、そして若手の日本人演奏家の皆様が、世界を舞台に今後より一層活躍されることを心より祈念しています。