Italiano
参加 / 開催しました(2011年)
過去のイベント:2010年
チャリティー・コンサート

第43回COPPA SHOTOKAN KARATE全国大会(平成23年12月10日)

FIKTA(イタリア伝統空手道連盟)、ISI(イタリア松濤館学院)の下、BUSTO ARSIZIOのBUDO KANが主催する標記の全国大会が、ミラノ近郊ヴァレーゼ県のブスト アルシーツィオにて開催されました。
本大会では、多くの選手が型や組手の団体戦・個人戦を行いました。また、国際大会優勝者やジュニアによるデモンストレーションが披露されました。会場内は気合いが鳴り響き、熱気で溢れていました。総領事も観戦しました。

天皇誕生日レセプションを開催しました(平成23年12月2日)

12月2日、当総領事館はミラノで天皇誕生日レセプションを開催しました。来る12月23日には、陛下は78歳になられます。去る11月、軽い気管支肺炎で入院されましたが、もうお元気に公務に復帰されています。総領事はレセプションでのスピーチで、陛下の誕生日をお祝いするとともに、今年の東日本大震災に際して、当地の本当に多数のイタリア人、邦人の方々から、日本の被災者への哀悼、励まし、義援金をいただいたことについて、深甚な謝意を表明しました。日本が懸命に復興・復活に努めていることを紹介し、更に明年は、復活・復興のみならず、日・北伊の関係の増進にも協力して行きたいと皆様の支援をお願いしました。レセプションでは、両国の国歌をバリトンの上江隼人さんが熱唱して喝采を得、入り口には Crespi Bonsai が大きくて見事な盆栽を展示し、日本の先端技術の紹介として三菱化学が有機照明パネルの展示・実演をしてくれました。当地の日本食レストラン協会へ注文した、寿司をメインとした日本食が約300名の参加者に好評でした。

ボローニャでのプント・ディ・インコントロ参加(平成23年11月29日)

在イタリア日本商工会議所(商工会)が主催するプント・ディ・インコントロが、この11月はボローニャで開催され、総領事も参加しました。プント・ディ・インコントロは、商工会がイタリアの地方経済団体と年2回開催、商工会がその都市を訪問して経済状況や今後の協力を協議する催しで、この11月はエミリア・ロマーニャ州政府が共催しました。29日商工会一行35名は州庁舎を訪問、Muzzarelli同州経済担当助役が一行を歓迎し、総領事より謝辞と今後の発展を願う旨の挨拶をしました。その後、州政府やボローニャ商工会議所の関係者より地域の経済状況についての説明があり、その後歓談が行われました。また商工会一行は、同日ボローニャ近郊のDucati社、Lamborghini社を訪問、各社の説明を受けるとともに工場を見学しました。

「La FESTA 2011」が開催されました(平成23年11月27日)

北イタリア日本人会主催の大規模日本文化総合紹介イベント『ラ・フェスタ』が、晴天の中、ミラノ日本人学校にて開催されました。今年の注目イベントは着付け、お茶会、折り紙教室、書道教室、友禅染ワークショップ、東日本大震災写真展、フリーマーケットなど。その他にもたくさんの催し物があり、多くの日本人、イタリア人の皆さまが参加され大変な賑わいとなりました。(主催団体によれば約1,700人が来場されたそうです。)在ミラノ総領事館もブースをお借りし、一日領事館と共に広報文化スペースを設け、各種パンフレットやガイドブック、グッズの提供の他、けん玉や万華鏡など伝統玩具を紹介しました。

大阪市ビジネス・ミッションの来訪と、ミラノ側デザイン関係者との交流(平成23年11月24日)

大阪市・ミラノ市姉妹都市締結30周年記念事業の一環として、大阪市は、大阪の企業よりなるビジネス・ミッションをミラノに派遣、24日にはミラノ市役所を訪問し、大阪・ミラノ両市の交流促進を協議しました。24日昼には、総領事公邸において、右ミッションとミラノのデザイン関係者の会合が開催され、冒頭総領事から、かかる試みを歓迎し、両市の経済交流が活発化することを望むと挨拶しました。会合では、大阪市の企業の方々は自慢の製品を展示、プレゼンしました。ミラノ側からは、市当局、ミラノ商工会議所、トリエンナーレ、ミラノ工業大学、ブレラ芸術学院、ルーナ芸術美術大学等のデザイン関係者が参加し、活発な意見交換がなされ、双方より今後の連携促進への希望が表明されました。

Venica & Venica社のワインオークション(日本への義援金)(平成23年11月21日)

フリウリ地方のワイン醸造会社Venica & Venicaは、同社の2001年の赤ワイン限定版2011本を「insieme 2001(連帯2001)」として販売し、その売り上げは全額、東日本大震災の義援金として日本に送るキャンペーンをしています。(詳細)
その一環として、21日、ミラノの北伊空軍司令部のホールで、「insieme2001」のNo. 001の記念ボトル(3リットル入り)のチャリティー・オークション・パーティーが開催され、総領事夫妻も参加、総領事は冒頭本イベントへの感謝の挨拶をしました。パーティーには、Ferro北伊空軍司令官他多くのイタリアの方が参加し、Andrea Berton, Pietro Leeman, Claudio Sadler, Ernst Knam, Yoshikazu Ninomiyaの当地の著名なシェフが料理を競演しました。宴たけなわで行われたオークションでは、当該記念ボトルは5,500ユーロで落札されました(大拍手でした)。Venica & Venica社の本キャンペーンは、来年のワイン博「Vinitaly2012」まで続けられる予定です。

「創生神楽」公演(文化庁助成事業)(平成23年11月16日)

16日、ノバラのコッチャ劇場では、観光庁の「エンタメ観光マイスター」を務める表博耀氏による「創生神楽」が上演され、総領事夫妻も鑑賞しました。このノバラでの「創世神楽」公演については文化庁が助成をしました。この「創世神楽」は、表氏が、日本の神楽や舞,古神道や修験道などを取り入れて創作した神楽で、日本の気候風土が培った伝統,精神を表現したものです。当日は、表氏が主役を演じ、また劇中の舞い手として,イタリアの高校生が多数出演して,日伊文化交流ともなりました。イタリア人の観客には、神道の神秘的な概念や独特の雰囲気に魅了されたとする声が多く見られました。神道は仏教とは異なって国外で紹介されることが少ないため,今回の機会は、イタリア人が神道のさわりに触れることができた貴重な機会となったと思われます。またコッチャ劇場の小ホールでは、表氏が持参した、西陣織の豪華な着物風オブジェが展示されました。


Japan Festival Novara 2011- Madama Butterfly 公演(平成23年11月11日)

ミラノ近郊のノバラ市では、伊唯一の歌劇場音楽監督である吉田裕史氏(現マントバ歌劇場音楽監督)と、観光庁のエンタメ観光マイスターでもある表博耀氏が、ノバラ市長とコッチャ歌劇場と協力して、9日からJapan Festival Novara 2011 を開催しています。11日には、マエストロ吉田が指揮をするオペラ「マダム・バタフライ」公演が、ノバラ市のコッチャ歌劇場で演じられ、総領事夫妻も観劇しました。障子を大きくした書き割りに、「普通に着物を着た」役者さんが多い時は20人以上も舞台に登場するなど、舞台は完全に日本の雰囲気で覆われていました。確かに百年前のイタリアや欧州で、こんな模様のオペラが公演されれば、観客は一挙にオリエンタルな情緒を楽しめたのだろうな、と思いました。マエストロ吉田の情熱的な指揮、Raffaella Angelettiの素晴らしい蝶々さんに加え、今回下女「スズキ」役のメゾソプラノは、きちんと着物を着、裾捌きをし、あちこちで長く正座をするなど、一瞬日本人が演じているのかと思いましたが、イタリアの方(Annunziata Vestri)でした。皆様、ありがとうございました。

(Raffaella Angeletti氏、吉田裕史氏と城守総領事)

「JAPAN FESTIVAL NOVARA 2011」及び大阪市・ミラノ市姉妹都市30周年記念の記者会見(平成23年11月8日)

11月8日、総領事公邸において、ピエモンテ州ノヴァラ市のコッチャ歌劇場で開催される「JAPAN FESTIVAL NOVARA 2011」の記者会見が開催され、多くの記者が参加しました。記者会見では、総領事から記者会見の趣旨の説明があり、バッラレ・ノヴァラ市長、トゥルケッリ・ノヴァラ市文化担当助役から同事業の概要の説明がありました。さらに、同事業で「創生神楽」を公演する表博耀氏と、オペラ「蝶々夫人」を指揮する吉田裕史氏がそれぞれの公演の説明を行いました。
また、記者会見では、「大阪市・ミラノの姉妹都市提携30周年」と周年事業に関する発表も行われました。(「JAPAN FESTIVAL NOVARA 2011」 は11月19日まで開催されます。)

河村・名古屋市長一行のトリノ市訪問と、からくり人形展(平成23年11月4-5日)

トリノ・名古屋両市間の姉妹都市関係締結5周年の機会に、河村・名古屋市長一行がトリノ市を訪問、4日にはファッシーノ・トリノ市長と会談し総領事も同席しました。両市長は、今後各方面で協力関係を一層深めていくことで合意しました。また同時期トリノ市では、文化団体「楊心流」がからくり人形展を開催し、5日のオープニングには総領事と河村市長が参加、それぞれ歓迎の挨拶をしました。からくり人形の幾つかは、愛知県犬山市のからくり展示館が提供したもので、当日はからくり人形師九代玉屋庄兵衛氏がトリノを来訪、デモンストレーションを実施しました。12cm位の小さな人形が動き出して、長さ5cm程度の矢を4本射て、約1m離れた小さな的に全て的中するのは圧巻でした。


岐阜の主要企業と在伊日本商工会議所との意見交換会(平成23年11月2日)

11月2日、十六銀行の堀江博海頭取を団長とする岐阜の主要企業のトップの方々がミラノを訪問しました。同日、総領事公邸にて開催された、岐阜の一行と在伊日本商工会議所との意見交換会では、まず総領事が北伊経済について説明し、その後、日伊の経済情勢やビジネス環境について、参加者の間で活発な情報交換や意見交換が行われました。今後、ミラノと岐阜のビジネス関係の発展に結びつくことを希望しています。

在伊邦人音楽家による親睦音楽会(平成23年10月30日)

10月30日、Casa di Verdi のSalone di Onore で、北イタリア日本人会が主催する「在イタリア邦人音楽家による親睦音楽会」が開催されました。今回はカーサ・ヴェルディの協力で由緒ある立派なホールで実施され、様々な年代の邦人音楽家が美しい歌声やピアノ等の腕前を披露され、会場に詰めかけた多くの邦人やイタリア人が堪能しました。領事館はこの音楽会を後援しており、当日は総領事夫妻も参加、総領事は冒頭歓迎の挨拶をしました。

New Holland Kobelco Construction Machinery S.p.A訪問(平成23年10月5日)

城守総領事は10月5日、トリノ県のサンマウロ・トリネーゼ市に所在するNew Holland Kobelco Constrtuction Machinery S.p.Aを訪問しました。同社は神戸製鋼グループに属するコベルコ建機とCNHの合弁会社で、ミニショベルから大型油圧ショベル機まで合わせて年間約3,000台を製造しているほか、欧州・アフリカ・中東における販売・サービス等も行っています。城守総領事は、同社の池内平副社長から、同社の製品や事業展開等について説明を受け、製造現場を視察しました。また視察の後は、同社の油圧ショベルが多数展示されているショールームを訪れました。

石川ガスケット・トリノ支店訪問(平成23年10月5日)

城守総領事は、10月5日、ピエモンテ州トリノ市の石川ガスケット・トリノ支店を訪問しました。同社は現地の下請企業スペッソガスケット社へ技術供与を行いながら、車輌用ガスケットを製造しています。石川ガスケットの主力製品は、主にディーゼルエンジン向けに開発した「スチールラミネートガスケット」で、複数の金属薄板を積層させることで高度なエンジン性能や環境問題にも対応することができるとのことです。城守総領事は同社の糟谷純一支店長から、同社の歴史や、当地の欧州のガスケット市場について説明を受け、同社工場を視察しました。

空手普及に貢献された白井氏が、外務大臣表彰されました。(平成23年10月3日)

10月3日、イタリアで空手の普及に尽力されてきた白井寛氏に対し、平成23年度外務大臣表彰状の伝達式が総領事公邸で行われました。白井寛氏は、国際伝統空手道連盟(ITKF)師範会最高師範、イタリア伝統空手道連盟(FIKTA)副会長・最高師範で、40年以上の長年にわたり、イタリアでの空手の普及と指導に尽力されてきた貢献に対し、外務大臣から表彰されたものです。当日は、総領事から白井氏に表彰状と副賞が伝達され、白井氏からは外務大臣への感謝と、今後も指導に尽力していくとの決意の表明がありました。

コモ市での“8 giorni col Giappone”開会式(平成23年9月30日)

9月30日午後6時からコモ市図書館にて、コモ市の東日本大震災被災地への支援活動の一環として行われる“8 giorni col Giappone”の開会式がありました。
開会式では、大学で社会学を専攻している飯島彩音さんによる被害状況と被災地の様子についてのスピーチ、今年の5月に震災被災地を中心にハープによる慰問演奏活動を行ったFabius Constable氏による慰問演奏活動を紹介するフィルムの上映の後、渡邉領事から東日本大震災の被害状況及び復興の様子について説明を行いました。
“8 giorni col Giappone”では、10月3日から8日にかけて、コモ市役所、同図書館や同市内公会堂において、Constable氏の慰問演奏活動を紹介するフィルムの上映、被災地の様子を伝える写真展、日本からの芸術活動家によるパーフォーマンスなどが行われました。

MICAM、MIPELへの日本の出展(平成23年9月18-21日)

ミラノの国際見本市場で開催されるMICAM(国際靴見本市)には、2008年9月展から日本ブースが設置され、日本の靴の生産者さんが出展しています。18日には総領事がMICAMを訪問、日本ブースに出展した12社の方々から、それぞれの製品の特徴や苦労を伺いました。また同時に開催されているMIPEL(国際皮革製品見本市)では、今年から始めて日本ブースが出来、バッグが中心に展示されました。総領事はこちらでも参加された日本の企業からお話しを聞きました。靴、バッグ、他の製品とも、日本の感性を出した繊細な感じと、ていねいな仕上がりで、世界中のバイヤーの注目を集めるのは間違いないと思いました。

二つの城のコンサート(平成23年9月18日)

9月18日午後5時からブレッシャ市のサン・バルナバ音楽堂で、仙台市の「チルコロ・マンドリニスティコ・フローラ」オーケストラ(指揮:高橋五郎)とブレッシャの撥弦楽器オーケストラ「マウロ エ クラウディオ テッローニ」(指揮:ドリーナ・フラーティ)の合同コンサートが行われました。また、仙台とブレッシャにはともに有名な城があることから、このコンサートは「二つの城のコンサート」と名付けられました。
当日、約500名収容の会場は満席となり、観衆は、両オーケストラのすばらしいマンドリンの演奏を楽しみました。この演奏会には、総領事館から渡邉首席領事が出席し、挨拶を行いました。東日本大震災の被災地である仙台から来られた方々の元気な姿が、マンドリンの演奏を通じてイタリア・ブレッシャの人々に伝わり、意義ある文化交流の夕べでした。

(指揮者のドリーナ・フラーティさんと高橋五郎さん)

モンツァのMIA展:京都精華大学の参加(平成23年9月17-25日)

ミラノ近郊のモンツァ市で開催されるMIA(モンツァ・ブリアンツァ展示協会が主催する家具・日用品展)の、9月17日の開会式には総領事が参加しました。MIAは、京都精華大学との協力プロジェクトがあり、毎年同大学の生徒の作品が選抜されて展示されるとともに、その中の何点かはイタリアの職人が現実の製品にして展示しています。今年の同大学のテーマはテーブルウエアで、色々な作品が展示され、その中の数点は職人によって現実の品とされていて、そのまま店で売れるぞ、という秀品もありました。

Taste of Milano:日本料理店「大阪」「Finger’s」の参加(平成23年9月15-18日)

ミラノの有名な料理店が20店ばかり選抜されて開催される Taste of Milano 展。当地の高級料理店が、さわりの料理の小皿を5~6ユーロで提供し、入場者は手軽に色々な有名店の料理を賞味できるというゴージャスなイベントです。今年も、Savini、Trussardi、Marchesino などとともに、「大阪」、「Finger’s」との日本料理店が2店選ばれて参加しました。16日、総領事夫妻もTaste of Milano を訪れ、大阪、Finger’s の料理を堪能しました。それぞれ吟味され、日本食の繊細さを見せる品々で、これでイタリア人も日本食の神髄を味わえるな、と思わせる料理でした。ちなみに、ミラノでは日本料理店の風評被害も少なくなり、イタリアの方々も現在はフルに日本料理を楽しんでいる様です。


(田楽)

(レストラン 大阪)


(三種盛り)

(レストラン Finger's)

アレッサンドロ・デル・ピエロ氏の日本支援プロジェクト終了、義援金は約30万ドル(平成23年9月13日)

トリノ・ユベントスのキャプテン、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏は、同氏が本年4月に開始したAle10friendsforJapanプロジェクト(東日本大震災への支援キャンペーン)の終了の記者会見をトリノで開催しました。この記者会見で、デル・ピエロ氏は、支援Tシャツを計2万枚以上売り上げ、伊セリエAとBの選手及びレフリーがこれを着用したのみならず、世界中で着用されている、その他の活動も含めた募金金額は303,800ドルにのぼり、これらは日本赤十字に直接送金されると発表しました。
この記者会見には総領事も出席し、デル・ピエロ氏の温かいイニシアチブが大きな輪となり、大変な金額の義援金を頂くことになった、これに賛同して協力いただいたサッカー関係者やプロジェクト関係者、またTシャツを購入した方や義援金を頂いた全ての方々に感謝すると述べました。


(義援金額を記入したパネル)

(日本支援のTシャツ)

Casale Monferratoでの「日本城」開催(平成23年9月10-11日)

Casale Monferratoのお城では、Na Ka Ryu Casale1965(空手・合気道の団体)が主催者となって、9月10日より日本文化の色々な側面を紹介する大々的な文化行事が開催されました。そこでは、色々な方々の協力を得て、空手、合気道、剣道、茶道、着付け、書道等のデモが行われ、会場には日本の写真、書道、和服(きもの)、骨董品等の展示もなされ、数々の日本の小物も販売されていました。市のお城が日本文化一色に染まってしまったため、「日本城」というわけです。
10日の開会式には総領事夫妻も出席し、Casale Monferrato市長等とともにテープカットをし、開会の挨拶を述べました。本当に沢山の人たちが、楽しそうにデモや展示を見て回り、浴衣の試し着をしていました。

(お城の入場口に建てられた鳥居)

クレスピ・ボンサイの活動50周年、盆栽博物館及び盆栽大学20周年記念行事(平成23年9月9-11日)

ミラノ近郊のParadiago 市を活動拠点とする クレスピ・ボンサイは、起業50周年、敷地内の盆栽博物館及び盆栽大学設立20周年を迎え、「Crespi Bonsai, una storia lunga mezzo secolo 」を9-11日まで開催、博物館の案内や各種ワークショップ、デモンストレーション等が実施されました。9日の夜には、博物館の案内と共にお祝いの鏡開きがなされ、総領事夫妻も鏡開きに参加すると共に挨拶を行い、盆栽販売のみならず、博物館や盆栽大学等の活動で広く盆栽の普及に努めて来た活動を紹介しました。この夜はNHKも取材に来ていました。Crespi Bobsaiでは、敷地内に10万鉢余の数多くの盆栽を育てており、イタリア中に販売しています。

(総領事とクレスピ氏。後ろは博物館自慢の樹齢千年の盆栽)

FIFAビーチサッカー・ワールドカップの開催(平成23年9月1-11日)

Marina di Ravenna では、9月1日からビーチサッカー・ワールドカップが開催され、ラモス監督が率いる日本代表チームが参加しました。9月6日のブラジル戦には、総領事もミラノより観戦に駆けつけ声援を送りました。4回チャンピオンとなっている強豪ブラジル相手に日本は善戦し、第2ピリオドまでは2-1とリードしていましたが、第3ピリオドで3-2と逆転されて惜敗し、予選リーグ突破はなりませんでした。

日・伊ラグビー・テストマッチ:森元総理の観戦(平成23年8月13日)

リミニ近くのチェゼーナ市で、8月13日、イタリアと日本のラグビーのテストマッチが開催されました。テストマッチとは国の代表選手同士が行う試合のことで、この9月にニュージーランドで開催される2011ラグビーワールドカップに、共に出場する日本とイタリアが事前に試合をしたものです。このテストマッチのために、日本ラグビー協会会長の森元総理がチェゼーナを訪れ,日本チームを激励されました。試合開始前には、当日観戦に来ていた「福島の子供たち」7名がグラウンドに招待され、観客から応援の拍手を浴びました。これらの子供たちは、療養のためにイタリアに滞在していたものです。
試合は、前半は17:14で日本がリードするなど善戦しましたが、最終的には31:24でイタリアが勝利しました。日本ラグビー協会によれば、今回の試合を参考に、更なる強化をしてワールドカップに臨むということですので、9月が楽しみです。


(会場を訪れた森元総理と総領事)

(真ん中が福島の子供たち)

廣済堂カップ2011での義援金(平成23年7月9日)

廣済堂が経営する、ミラノのアンブロジアーノ・ゴルフクラブでは、9日廣済堂カップ2011が開催され、その機会に日本への義援金が募られました。廣済堂と参加者の義援金は5千ユーロにのぼり、ミラノ総領事館に送金済みで、追って日本赤十字に送金されます。義援金の授与式には城守総領事が出席し、大きな小切手を受領しました。

ミラノ・インターナショナル・スクール卒業式(平成23年6月24日)

24日、ミラノのインターナショナル・スクール(ISM)の卒業式があり、11ヶ国の56人が高等部を卒業し、その中には日本人が4名いました。城守総領事はこの卒業式に Guest of honor として招かれ、卒業を祝うスピーチを行うと共に、卒業生全員に卒業証書を手渡しました。式の行事の中では、13年生に在学しつつも昨年12月突然逝去した牧野愛さんについて、多くの学生が何度も触れ「我々と共にある」と語っていたことが印象的でした。世界に羽ばたいて行く卒業生の活躍を祈ります。

アンジェロ・ドッセーナ国際ユース大会(サッカー)(平成23年6月17 - 24日)

17日より、ミラノ近郊のクレマ市で、標記の大会があり、日本より全日本大学選抜チームが参加しました。17日の緒戦には城守総領事もクレマ市に赴き、日本チームを激励すると共に、ミラノのインテル・ユースとの試合を観戦しました。結果は1 - 0での日本チームの勝利でしたが、惜しいシュートがいくつもあり、イタリアの観戦者は日本チームは強いと口々に述べていました。その言葉通り、どんどんと勝ち進みましたが、24日の決勝でブラジルのバヒアチームに2 - 3と惜敗し、準優勝となりました。

IHI CHARGING SYSTEMS INTERNATIONAL S.p.A訪問(平成23年6月14日)

6月14日、城守総領事は、レッコ県チェルヌスコ・ロンバルドーネにある、IHI CHARGING SYSTEMS INTERNATIONAL S.p.Aを訪問しました。同社はIHIとダイムラー社との合弁会社で、車両用ターボチャージャーを年間約100万台製造しています。城守総領事は同社の麻生顧問から、同社のターボチャージャーの開発や当地の欧州のターボチャージャー市場について説明を受け、同社工場を見学しました。工場内では最新鋭の設備が並び、1分間27万回転に達するタービン軸の厳密な調整が1台ずつ行われていました。

バレーゼの芸術家たちのMINAMI SANRIKU 11.03.2011展(平成23年6月9日)

6月9日、バレーゼ市の芸術家協会、l‘Associazione Liberi Artisti della Provincia di Vareseと、il Circolo degli Artisti di Vareseは、東日本大震災の義援金を募るチャリティー活動として、MINAMI SANRIKU 11.03.2011展をバレーゼのMasnago城で始めました。これは、この2つの芸術家協会所属の芸術家が、特にこのために作成した絵画等の芸術作品82点の展示即売を行うものです。9日の開会式には、Fontanaバレーゼ市長が出席、震災へのお見舞いの表明がありました。また城守総領事も同席して挨拶し、参加した芸術家やバレーゼ市民へ感謝を伝えました。この展示即売会の売り上げは、追って在ミラノ総領事館を通じて、日本赤十字に寄付されました。なお今回イベントの中心的役割を果たしたバレーゼ県自由芸術家協会会長のMarcello Morandini氏は、日本で何回も個展を開いている芸術家です。

東芝グループのアンサルドT & Dの設立記念式典(平成23年6月8日)

6月8日、株式会社東芝のグループ会社、アンサルドT & Dの設立記念式典がミラノで行われました。式典には株式会社東芝の仲田執行役上席常務、アンサルドT & D宮原会長、ヴィンチェンツィ・ジェノヴァ市長ほか,当地経済関係者が多数出席、城守総領事もこれを歓迎する旨の挨拶を行いました。
式典では、東芝本社、アンサルドT & D、ジェノヴァ市の3者でスマートシティー推進計画への協力に関しての署名もあわせて行われました。

イタリア・ソムリエ協会ミラノ支部の日本酒利き酒会(平成23年6月7日)

7日、ミラノ市内のホテルで、イタリア・ソムリエ協会ミラノ支部が日本酒利き酒会を開催しました。ミラノで日本酒の利き酒会が、しかもソムリエ協会主催で行われるのは珍しく、約80名のソムリエやマスコミ関係者が熱心に参加しました。利き酒は5種類で、月桂冠株式会社が提供され、梶原同社貿易部長も参加されました。デッティ・イタリア・ソムリエ協会ロンバルディア州支部長が講師をつとめ、テイスティングをしながら日本酒について約2時間説明をしました。この利き酒会には城守総領事も参加しました。

(城守総領事とデッティ・イタリアソムリエ協会ロンバルディア州支部長)

第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ美術展、日本館「束芋:てれこスープ」展開会式への出席(平成23年6月1日)

6月4日から11月27日まで第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ美術展が開催され、ヴェネツィア・ジャルディーニ地区にある日本館では、国際交流基金の主催で、国内外で活躍する女性現代美術作家、束芋氏の「束芋:てれこスープ」展が開催されます。同展はアニメーションにより描き出した映像インスタレーションで、現代日本の社会が抱える問題を表現しています。6月1日、城守総領事は同展の開会式に出席し、挨拶を行いました。
国際交流基金HPへのリンク

(城守総領事と束芋氏)

札幌交響楽団50周年記念ミラノ公演(平成23年5月29日)

5月29日,札幌交響楽団が50周年記念ヨーロッパツアーのイタリアでの締めくくりとして,ミラノのベルメ劇場で公演しました。冒頭,城守総領事が舞台に立ち,今回の札響のミラノ公演を歓迎する挨拶を行いました。上田札幌市長もベルメ劇場に来られました。
今回の公演の指揮者は尾高忠明,ソリストは諏訪内晶子,演目は武満徹のHow slow the wind, Max Bruchのヴァイオリンとオーケストラの為の協奏曲,チャイコフスキーの交響曲第6番。連日の公演で皆さん疲れていたと思うのですけど,その素晴らしい演奏には拍手が鳴りやみませんでした。


「Mi Japan for Japan 2011」開催(平成23年5月20日)

5月20日から22日までの3日間、ミラノ市内のUmanitalianにて「Mi Japan for Japan 2011」が開催されました。ミラノでは近年日本がブームとなっていますが、このイベントは、日本文化や日本関係の様々な作品をより理解、普及させることが目的で、伝統、和食、ハイテク、ライフスタイルまで、さまざまな文化行事や作品が集まり、紹介されました。会期中は2,000人がMi Japanを訪れ,収益の一部と募金の合計4,642.40ユーロが,Mi Japanにより日本赤十字と陸前高田市に送られたとのことです。5月20日の初日には城守総領事夫妻が会場を訪れました。

大阪・ミラノ姉妹都市提携30周年記念 市民親善使節団のミラノ市役所訪問(平成23年5月19日)

2011年、大阪・ミラノ姉妹都市提携が30周年を迎えるのを記念して、西村嘉郎大阪日伊協会会長(大阪ミラノ姉妹都市委員会委員長を兼任)を団長とする市民親善使節団がミラノを来訪、5月19日(木)にはミラノ市役所を訪問しました。当館坂口首席領事が同行しました。

イタリアで活躍するスポーツ選手と子供たちのふれあい・募金活動(平成23年4月24日)

4月24日,「東日本大震災チャリティーとイタリアで活躍する日本人サッカー選手,フットサル選手と子供達のふれあい委員会」が主催して,ミラノ日本人学校に有名なスポーツ選手5名(【サッカー】インテルミラノ・長友佑都選手,カターニャ・森本貴幸選手,スポルティングスカロ・渋澤大介選手,【フットサル】アックエドット・吉田輝選手,【バレーボール】パヴィーア・狩野舞子選手)が集まり,ミラノの日本人の子供たちとふれあい,又募金活動をしました。冒頭,城守総領事も挨拶をしました。
会場ではビンゴゲームが行われ,その景品に選手のユニフォームやスパイク等が提供される等,参加した選手と会場の皆さんが一体となったチャリティーイベントとなりました。(会場で集められた震災のための義援金をいただきありがとうございました。義援金は総領事館より日本赤十字社に送金されました。)

記者会見:日本食は安全です!(平成23年4月19日)

4月19日、在ミラノ日本総領事館は記者会見を開き、約30人の当地記者やTVカメラを前に、当地の日本食は安全な旨アピールしました。危険のある食材は日本が輸出しませんし、当地の日本レストランは食材を欧州内で調達しています。魚もです。その後、記者も皆寿司を賞味しました。皆さんも、安心して日本レストランに行ってください。

イタリアソムリエ協会ミラノ支部の東日本大震災チャリティー試飲会(平成23年4月19日)

4月14日、ミラノ市内のホテルで、イタリアソムリエ協会ミラノ支部主催の東日本大震災チャリティーイベントが開催されました。同イベントでは、約20名のソムリエがボランティアで当日の運営にあたり、同協会とワイナリーが寄付したイタリアワインの試飲が行われました。入場料とAIS、ソムリエの寄付などが義援金として領事館を通じて日本赤十字に送金されました。19日には,同協会ミラノ支部のオサム・エルディン・アブ・エレヨン代表が城守総領事を表敬訪問し、義援金の目録を手渡しました。

ミラノ・サローネ ジャパンブース、フォーリ・サローネ 訪問 (平成23年4月13日)

欧州最大の家具の国際見本市、ミラノ・サローネが4月12日に開幕しました。日本も経済産業省がジャパンブースを設置、そこに日本企業4社が参加しました。13日には、城守総領事も同ブースを訪れ、出展社を激励しました。
なお、同時期、フオーリ・サローネ(サローネの外、の意)と称して、上記見本市とは別に、ミラノ市内で数多くの展示会が開催され、多くの日本企業も参加していました。

アレッサンドロ・デルピエロ氏が義援金活動を開始(平成23年4月1日)

4月1日の記者会見で、ユベントス(トリノ)のキャプテンで、親日家のアレッサンドロ・デルピエロ氏は、被災した日本を応援するとして「日本支援プロジェクト」を開始する旨発表した。城守総領事も右記者会見に同席し、被災の状況を説明すると共に、このイニシアチブに感謝する旨述べた。このプロジェクトでは、オリジナルシャツの販売、寄付用銀行口座の開設の他、アレッサンドロ・デルピエロ氏が同僚等に呼びかけて、様々な形態で支援を募っていくとしている。この秋にはその成果が発表される予定。

「MICAM ジャパン・ブース:中山大臣政務官訪問」(平成23年3月6日~9日)

3月6日~9日世界最大規模の靴の国際見本市「MICAM」がミラノで開催されました。経済産業省が「ジャパン・ブース」を設置、日本のメーカー10社と2人のデザイナーがこれに出展しました。3月6日の「MICAM」開幕に際し、経済産業省の中山義活大臣政務官がミラノを訪問され、城守茂美総領事と共に「ジャパン・ブース」ブースを訪問し,出展社を激励ました。

BIT(ミラノ国際観光見本市)日本ブース開幕式(平成23年2月17日)

2月17日、フィエラ・ミラノで、「ミラノ国際観光見本市(BIT:Borsa Internazionale del Turismo)」が開幕しました。
同見本市の会場には日本ブースが設置され、同ブースの開幕式には、観光庁、日本政府観光局(JNTO)パリ事務所、在イタリア日本大使館の関係者が出席の下、城守在ミラノ総領事が挨拶を行いました。
日本ブースには、JNTOの他、地方自治体(東京都,大阪市)、航空会社(全日本航空)、旅行会社(HAKYU TRAVEL E VIAJES HANSHIN、HIS EUROPE ITALY SRL、JTB ITALY SRL、MIKI TRAVEL AGANCY ITALIA SRL、NUNA TRAVEL、SELENE VIAGGI TURISMO SRL、 PRESTIGE ITALIA アルファベット順)の計10団体が参加しました。
出展社ブースには日本の観光情報を求めて常に多く人が来場し、大変な盛況でした。
また、日本ブースにおいては,生花展示,アニメ体験コーナー,書道・空手・和太鼓・寿司のデモンストレーション、日本酒の試飲、兜との記念写真コーナーなど多数の文化イベントが行われました。

DNPフォトマスクヨーロッパ社 訪問(平成23年2月7日)

城守総領事はミラノ県のアグラーテ・ブリアンツァ市にある、DNPフォトマスクヨーロッパ社を訪問しました。同社は大日本印刷株式会社が、半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス社との提携で設立した会社です。大日本印刷株式会社にとって初の海外製造拠点で、フォトマスクを製造しています。城守総領事は同社の高木文夫社長から、同社の最先端フォトマスクの開発や当地での発展について説明を受けた後、同社工場内を見学しました。