天皇誕生日祝賀レセプションの開催(平成24年12月4日)
12月4日、総領事館はミラノで、今年の天皇誕生日祝賀レセプションを開催しました。陛下は今年で79歳になられ、今もお元気で公務を務めていらっしゃいます。今回のレセプションには約300名と多くの方が参加いただき、中にはトリノ、ボローニャ、マントバ、ブレッシャ、ヴィチェンツァ等遠いところからも参加いただきました。どうもありがとうございました。また要人としては、ポデスタ・ミラノ県長官、サビーナ・ミラノ県クエストーレ(県警本部長)、ボエリ・ミラノ市文化担当アッセソーレ(助役)等が参加いただきました。
会場では、さいたま市から大宮盆栽振興として、樹齢180年の立派な盆栽を展示いただき、また例年の様にクレスピ盆栽が綺麗な盆栽を入り口に飾ってくれました。今年は本格派日本料理をミラノの方に見せるべく、ミラノの日本食協会傘下の各店が、懐石、すき焼き、高級寿司、姿造りの刺身等々、市内のいわゆる日本料理屋300店では絶対できない日本料理の実物を展示しました。また当館は、被災地産(勿論安全な地域から)の日本酒数種類を日本から取り寄せ試飲いただきました。また東京都が会場にデスクをおいて、東京の魅力を紹介しました。いろいろと盛り込みましたが、協力いただいた皆様、出席いただいた皆様のご協力で立派なレセプションとなりました。篤くお礼を申し上げます。またこの機会に、総領事が帰国の辞令を得たことも皆様に報告し、総領事はこれまで3年間の皆様のご協力に感謝しました。

(挨拶する総領事)

(総領事夫妻と盆栽)

(すき焼きと懐石の展示)

(被災地の日本酒を用意しました)
プント・デ・インコントロ:ヴィチェンツァ訪問(平成24年11月26-27日)
在イタリア日本商工会議所は、毎年2回北伊の各地を訪れ、現地の状況を見聞し、工場を訪れ、また現地の商工会議所と意見交換をする「プント・デ・インコントロ」を開催していますが、今秋はヴィチェンツァを訪問、総領事もこれに参加しました。
今秋のヴィチェンツアは特別で、町中心部のパラディオのバジリカが5年間に及ぶ修復をこの10月に終え、その中で世界中から借り受けた約100点の名画展「ラッファエロからピカソまで」を開催しています(来年1月20日まで)。
今回、商工会参加者は、市当局の計らいでテアトロ・オリンピコ、バシリカ、絵画展を訪れるとともに、ヴィチェンツァ商工会議所と会談、また同会議所の手配により、ワイン醸造のZonin社、モーター発電機製造のMarelli Motori 社、モザイク製造の Bisazza 社ショールームを訪問しました。絵画展は、参加者皆が「素晴らしい」としており、修復なったバシリカの屋根とともに必見でしょう。またZonin 社やBisazza 社のショールームはモダンで、特に後者は5000m²の広さを持ち、モザイクでこんなものを作ってしまうんだ、というものが色々展示されていました。例えば、モザイク貼りの車、飛行機、大きな椅子・手・帽子等々。

(マレリ・モトリ社で)

(ヴィチェンツァ商工会議所で)
「La FESTA 2012」が開催されました(平成24年11月25日)
北イタリア日本人会主催の大規模日本文化総合紹介イベント『ラ・フェスタ』が、ミラノ日本人学校にて開催されました。
今年の注目イベントはキックターゲット、墨絵ワークショップ、着付け、お茶会、折り紙教室、書道教室、フリーマーケットなど。お餅つきでは総領事も参加した他、さまざまな催し物は来場された多くの日本人やイタリア人の皆さまで賑わい、大盛況のうちに終了しました。(主催団体によれば約2,000人が来場されたそうです。)
在ミラノ総領事館もブースをお借りし一日領事館を開催すると共に、各種パンフレットやガイドブック、グッズの提供の他、けん玉や独楽など伝統玩具を紹介しました。


マントバ市と近江八幡市の姉妹都市関係調印(平成24年11月24日)
マントバ市は、2005年より日本の安土町と姉妹都市関係を締結していましたが、2010年安土町は近江八幡市と合併しました。ただ近江八幡市は、これまでの姉妹都市関係を継続するとして、今回、冨士谷・近江八幡市長がマントバを訪れ、11月24日に姉妹都市関係を改めて調印しました。
その夕刻の両市長の夕食会には総領事も招かれて出席し、姉妹都市関係の調印を歓迎し、市民レベルでの交流を活発にして欲しいと挨拶しました。またマントバ市長が来年近江八幡市を訪問することも合意されました。

(法被を着たマントバ市長)

(総領事、マントバ市長、近江八幡市長)
震災復興写真展Terre Fragili出席(平成24年11月24日)
マントヴァ県スザーラ市において、ラクイラ地震(2009年4月)、東日本大震災(2011年3月)、そして記憶にも新しいイタリア北部地震(2012年5月)の様子を伝える写真展が、2012年11月24日から2013年1月5日まで開催されています。
当館からは東日本大震災の写真30葉を提供すると共に、24日の開会式には総領事が挨拶し、地震の写真には心痛むが、これらをしっかりと記憶に止め、これに備えていくことが必要と述べました。


(スザーラ市長と総領事)
新堀ギターフィルハーモニーオーケストラ ミラノ公演(平成24年11月16日)

ミラノ日本祭いしかわ2012公演(平成24年11月11日)
11日、ミラノ市内のダル・ヴェルメ劇場で「ミラノ日本祭いしかわ2012」が開催されました。満員の劇場では石川県から来た約180名の訪問団員によって、和太鼓、民謡、創作バレエ、日本舞踊、吟剣詩舞やファッションショーなど18の演目が披露され、会場から大きな拍手がありました。また、劇場のフォワイエーでは、茶の湯のデモンストレーションや生け花展示なども行われ、来場者は日本文化を満喫することができました。石川県芸術文化協会は、ここ10年で2年毎に、日本祭をウィーン、シドニー、ライプチヒ、サンフランシスコで開催してきており、今年はミラノでの開催でした。日本祭開演にあたって城守総領事が挨拶を行いました。

(十二単衣の着付け)

(詩吟と剣詩舞)
北イタリア日本人会主催の親睦音楽会参加(平成24年10月21日)

中部経済同友会視察団への講演(平成24年10月17日)

GIAPPONE-eleganza e leggerezza への総領事参加(平成24年10月1日)
9月29日―10月1日には、ミラノで、日本文化センターが主催してGIAPPONE-eleganza e leggerezza の OPEN DAY が催され、10月1日には総領事が参加しました。同センターが開催する色々なコース(生け花、日本画、風呂敷、折り形、折り紙等々)での様々な優秀作品が展示され、日本文化の美が端的に表現されていました。これらのコースは通年で開催されていますので、ご興味のある方は日本文化センターにご連絡下さい。

(安藤所長と総領事)

第10回盆栽と水石の国際大会開催(平成24年9月14日~23日)
ミラノのクレスピ盆栽で、9月14日~23日まで第10回盆栽と水石の国際大会が開催されました。同国際大会は1995年から2年ごとに開催されており、欧州盆栽界では広く知られています。期間中は欧州各地から集まった100点以上の盆栽が展示され、日本から盆栽専門家を招いてワークショップが開かれました。また、書道、折り紙、日本食、日本語、着付、相撲など多くの日本文化紹介行事が行われました。
21日の開会式には総領事も参加、挨拶で今回の盆栽展を歓迎し、当地における盆栽と日本文化の一層の普及を願う旨述べました。

(開会式の模様)

(展示の様子)
MICAM、MIPEL展の開催(平成24年9月16日)
皮革製品の本場イタリアで、国際的に注目されている靴の見本市MICAMと皮革製品の見本市MIPELがミラノで開幕しました。初日にあたる16日、総領事はそれぞれの会場に設置されたジャパンブースを訪問、自慢の製品で世界進出に挑む日本の皮革メーカー各社を激励しました。出展各社は、日本の伝統と西洋のデザインを巧みに融合させ、独自に開発した技術を駆使した製品を展示し、世界各国のバイヤーやプレスから注目を集めていました。
同日夕刻はMICAMジャパンスタンドのオープニングセレモニーが開催され、総領事が挨拶、日本の優れた皮革製品アピールしました。また同セレモニーにはMICAM主催団体のイタリア製靴組合(ANCI)アロマティチ事務局長も出席、出展者と歓談しました。

(MICAMジャパンブースオープニングセレモニーの模様)

(MICAMジャパンブース)
Marostica-人間チェスと天童市長来訪(平成24年9月9日)
今年9月7-9日、Marostica市(Veneto州)では有名な人間チェスが開催されました。9日には、マロスティカ市と姉妹都市関係にある天童市(将棋の駒で有名)の山本市長と水戸同市議会議長もマロスティカ市を訪れ、Scettroマロスティカ市市長の歓迎式には総領事も同席しました。両市長は、姉妹都市関係を大切に、今後とも協力して行くと述べました。同夜、市庁舎前の広場(チェス盤の模様になっています)では、人間チェスが催されましたが、人間チェスに加えて、昔ながらの物語に沿った寸劇、旗振りのパフォーマンス、最後には花火が加わったショーで、華やかでした。次回は2年後とのことです。

(人間チェスショーの場面)

(天童市、マロスティカ市の両市長)
「MUJI 無印良品」、ミラノ・リナシェンテ内にオープン(平成24年9月6日)
「MUJI 無印良品」は、欧州11カ国で57店舗、イタリアでは7店舗を展開してきましたが、6日、ミラノで4番目となる店舗を、ミラノの中心部ドゥオーモ広場の有名百貨店「リナシェンテ」内にオープンしました。オープニングセレモニーでは総領事も歓迎の挨拶を行いました。又、和服の着付け等、日本文化紹介も行われました。

(オープニングの模様)

(店舗の模様)
第13回ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展、日本館開会式への出席(平成24年8月28日)
日本館ではコミッショナーを務める建築家の伊東豊雄氏が、若手建築家の乾久美子氏、藤本壮介氏、平田晃久氏、写真家の畠山直哉氏と共同で、東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市に建築中の憩いの場「みんなの家」を建設するプロジェクトや、被災地のパノラマ写真、津波の塩害で立ち枯れになった杉などを展示しています。8月29日、日本館はビエンナーレの最高賞にあたる「金獅子賞」を受賞しました。
国際交流基金HPへのリンク

「富山-イタリア薬業交流訪問団」意見交換懇談会の開催(平成24年7月2日)
2日,ジェトロの地域間交流支援(RIT)事業としてミラノを訪問中の「富山-イタリア薬業交流訪問団(富山県薬業連合会)」と伊の薬業関連機関,経済団体および記者を総領事公邸に招き,ビジネス関係構築のための意見交換懇談会を開催しました。
懇談会では,熱気あふれる情報交換や意見交換が展開され,富山側出席者からは,イタリアの薬業関係者と連携強化につながる有意義な意見交換ができたとの声が寄せられました。また懇談会に出席した伊製薬業団体FARMINDUSTRIAのドンペ前会長からも,今後,製造,研究開発など通じて日本企業との交流をより一層深めることができるよう,可能性を模索したいと挨拶がありました。
同薬業交流訪問団は7月9日まで伊各地の医薬品メーカー,薬業関連機関を訪問しビジネスチャンスを探る予定です。

(富山-イタリア薬業交流訪問団一行と)

(左から:城守総領事、ドンペFARMINDUSTRIA前会長、塩井富山-イタリア薬業交流訪問団団長)
渡邉領事のイブレア市訪問(平成24年6月28日)
6月28日、渡邉領事は、日本美術工芸品を所蔵している市立ガルダ美術館(Museo Civico P.A. Garda)を訪問しました。Carlo della Pepaイブレア市長によれば、同美術館は改装工事を経て、2013年3月に再開される予定です。また、同美術館によれば、所蔵されているピエール・アレッサンドロ・ガルダ(1791年~1880年)のコレクションの約7割が、19世紀のヨーロッパにおいて収集された日本の美術工芸品です。
ガルダのコレクションの特徴は、当時、日本からヨーロッパにどのような美術工芸品が海を渡ってきたか、言い換えれば、ヨーロッパがどのような日本の美術工芸品に関心があったかがわかる「生きた見本」と言えるコレクションです。同美術館の再開が待ち遠しいところです。

(美術館の収蔵品の視察)

(市長と懇談する渡邉領事)
ボローニャ大学でのNipPop 2012 を総領事訪問(平成24年6月7日)

ジェノバでのイヴ・クライン展(柔道も)開会式に総領事参加(平成24年6月6日)
6日の開会式には総領事夫妻も参加しました。イヴ・クライン展をイタリアで見ること自体珍しいでしょうし、柔道がこんなに関係していることは知りませんでした。なかなか良い展示会ですし、8月末まで開催されているので、ジェノバを訪れる際は足を伸ばされては?

東芝のグループ会社、Toshiba Transmission & Distribution Europe S.p.A 訪問(平成24年6月6日)

盆栽のルイジ・クレスピ氏が叙勲されました。(平成24年5月31日)

なお、公邸の伝達式の模様は、6月1日のTG3ニュースでテレビ放送されました。



ミラノでJAPZITALY 開催 (渡辺貞夫氏、坂田明氏、他の来訪)(平成24年5月25-27日)
5月25日から27日まで、ミラノではJAPZITALYが開催され、総領事館も後援しました。これは、日本とイタリアの著名なジャズ・ミュージシャンが、東日本大震災で被災した子供たちのために実施したチャリティーコンサートで、3晩にわたりコンサートが開かれました。日本からの参加者は、渡辺貞夫、坂田明、行徳哲男、大由鬼山、タイガー大越、藤原清登、須藤伸義、小野塚晃、石塚まみ、高谷秀司、マサ大家、イタリアからは、Franco D'Andrea、Achille Succi、Guido Mazzon、Cristiano Vailati、Luca Pissavini、Tommaso Cappellato、Roberto Masotti、Roberto Zorziでした(順不同、敬称略)。
25日の昼には、総領事主催の昼食会(於:公邸)に、日・伊のミュージシャンが一堂に会し、今後の文化交流等が話し合われました。この昼食会には、伊側主催者であるミラノ県のポデスタ長官も出席しました。公邸では、渡辺貞夫さんなどが演奏を披露しました(以下に動画あり)。
総領事や館員がコンサートを聞きに行きましたが、渡辺貞夫さん、坂田明さん、他皆様の演奏は素晴らしく、一晩に全て聞けるのはなんて幸せか、と思って家路につきました。ミュージシャンの方々、オーガナイザーの方々、多くの協力者の方々、そして聴きに行かれた皆様、どうもありがとうございました。

(日伊ミュージシャンと総領事)
ノバラで、第15回世界剣道選手権大会開催(平成24年5月25-27日)

トリノで一日領事館を開催しました(平成24年5月19日)
当日は,イタリアの方も含め,周辺に在住している方々が多く来訪され,大変盛況でした。『一日領事館』も多くの方にご利用いただけました。
今後も北イタリア各地で『一日領事館』を開催する予定(詳細)ですので,その機会を是非ご利用ください。

マントバでの OrientiAmo2012 に総領事参加(平成24年5月12日)

(剣道のデモンストレーション)
中島宏行氏の書の個展開会式に総領事参加(平成24年5月9日)

(左上から時計回りに「土」「日」「花」「火」)
ソルボロ市の「NIPPONSAI」に総領事出席(平成24年4月29日)
4月29日、パルマ県のソルボロ市で、NIPPONSAI(日本祭)が開催され、総領事が開会式に出席し挨拶しました。これは、文化団体「Nausica Opera International」が主催し、ソルボロ市や多くの関係者の協力により実現したものです。29日の開会式では、ザニケッリ・ソルボロ市長より東日本大震災の犠牲者に1分間の黙祷が呼びかけられた後、このような文化の催しが日伊両国民の親睦を深めると述べました。総領事は、東日本大震災に関しては、今回のみならず昨年から伊各地で哀悼や支援をいただいており厚くお礼する、今回のNIPPONSAI では見事な友禅の着物等々、日本の様々な文化に触れられる良いチャンスなので友達にも声をかけて是非訪ねて欲しいとお願いしました。着物の他にも、生け花、折り紙、茶道、日本食、雛祭り雛等の日本人形、空手、柔道、剣道等々様々な日本文化が紹介されました。領事館よりは、多くの日本人形や東日本大震災の写真パネルなどを貸し出しました。


サローネ / フオリサローネの日本企業を河野大使、城守総領事が訪問(平成24年4月18-19日)
ミラノのサローネ(ミラノ国際家具見本市)は、フオリサローネ(場外サローネ)と呼ばれる市内各所での各企業出展と一緒になって、4月のミラノの恒例行事となり、毎年30万人以上が訪れます。今年のフオリサローネでは、市内出展企業が1000社を超えたとも言われ、毎年規模が大きくなっているようで、人も車も渋滞し、ホテルの料金も数倍です。このサローネ/フオリサローネには、多くの日本企業が出展しています。
4月18日、総領事はフオリサローネのパナソニック、カリモク家具、Japan Creativeと、東芝が特別協賛しているPassing on Projectの各展示場を訪問しました。翌19日にはローマから河野駐伊日本大使がミラノを訪れ、フオリサローネのキヤノン、アルカンターラ、LIXILと、サローネ会場内のカリモク家具、マルニ木工、リッツウェル、TOTO各社の展示場を訪問し、総領事も同行しました。それぞれの展示場では、各社が自慢の品を展示したり、デザイナーと協力して新たなコンセプトを提示していました。

(サローネの日本ブースを訪問中の河野大使と総領事)

(太陽光発電パネルによるインスタレーション展示(パナソニック))
トレビゾでの総合文化行事「日本橋」に総領事出席(平成24年4月14-15日)
4月14-15日、トレビゾでは総合的な日本文化行事「日本橋」が開催され、14日のオープニングには総領事が出席しました。総領事はこの日本文化の行事を大歓迎すると共に、日本橋が江戸時代には道の起点であったことを紹介しつつ、トレビゾでの「日本橋」がこの地域での日本文化の起点となっており、一層広まっていくことを祈念すると述べ、テープカットをしました。今回の行事では、日本的な品物(盆栽、漫画、こけしもありました)の販売や、茶道、将棋、生け花等のデモ、生け花、浴衣、友禅、寿司、書道、折り紙等のワークショップが開催されました。また日曜日にはコスプレ・ショーが人気を集めた由です。(異色だったのは「将棋」です。漢字は分からないから、金将、銀将等を絵文字として覚えて指すのだそうです!)この機会に、総領事は Gobboトレビゾ市長ともお会いし、「日本橋」への同市の協力に感謝し、また今後の日・伊の交流拡大について意見交換しました。

(テープカットに臨む市の助役と総領事)

Sacile 市の第26回盆栽コンクールに総領事出席(平成24年4月14日)

(サチーレ市長、盆栽協会会長と総領事)
ミラノでの「柿の木プロジェクト」へ総領事出席(平成24年4月13日)

運河沿いの東洋 (Oriente sui Navigli) 開催(平成24年3月31日 - 4月1日)

日本語オンラインコンクール(平成24年3月28日)
3月28日、ミラノ市内のヴィルジリオ高校の講堂で、第1回日本語オンラインコンクールの表彰式が行われ、渡邉領事が出席し挨拶を行い、コンクール入賞者に賞状・賞品を手渡しました。表彰式には各校からの生徒や来賓、来客など約70名が参加しました。このオンラインコンクールは、イタリア教育省のロンバルディア州教育事務所(MIUR USR)が国際交流基金(ローマ日本文化会館)と協力して主催し、イタリアの高校で日本語を教えている先生方が実行委員会となって実現したものです。イタリア国内の高校で日本語を勉強している生徒が作成した日本語の作品(作文、朗読、ロゴおよびビデオ)の中から審査員によって選ばれた優れた作品が表彰されました。表彰式では、イタリアに在留されている邦人の琴の演奏と日本の歌があり、また、日本からミラノを訪問した高校生との交流も行われました。
コンクールのオフィシャルサイト(https://sites.google.com/site/concorsogiapponese)で参加者作品および入賞作品を見ることができます。

(参加者)

(表彰式で表彰状を渡す渡邉領事)
Venica Venica 社のチャリティー小切手伝達式出席(平成24年3月26日)

MILANO SUMO OPEN 2012 を観戦(平成24年3月25日)

ヴィチェンツァの「春の風」訪問(と Teatro Olimpico訪問)(平成24年3月23日)
3月23日から4月1日まで、ヴィチェンツァでは、文化団体「御飯」とヴィチェンツァ市が共催で、様々な日本文化を紹介する大規模行事「春の風」が開催されました。このイベントでは、日本食、日本語、生け花、盆栽、風呂敷、折り紙、太鼓、碁、茶道、座禅、着物、指圧、禅や日本文化の講演、現代アート、日本映画、日本写真展等幅広く紹介されました。3月23日には開会式が開催され、総領事とヴィチェンツァ市長それぞれより、「春の風」はこの地域での日本文化の普及を助け、現地と日本との関係を緊密化させているとの歓迎の挨拶がありました。この「春の嵐」には、遠くローマ、ミラノ、ベニス等からも文化関係者の方々が協力・参加されており、市や御飯の関係者、多くの協力者、そして訪問された皆様に感謝します。
なおその後総領事は、同市の好意で Teatro Olimpicoを訪問しました。名前からは何なのかと思ってしまいますが、要するにローマ円形劇場を屋内に作ってしまったもので、16世紀のパラディオの遺作です。外観はどうってことはなく、見物はパラディオがデザインした屋内の円形劇場、特に舞台の背面に再現した古代テーベの街角で、これが「永久舞台」。またこの劇場は、こけら落としの後の、初めての訪問客が天正遣欧少年使節団だった由で、入り口の右手の上の方にその模様を記した画が残されています。使節はローマでの法王謁見後、わざわざヴィチェンツァまで来たのですから、この劇場は当時でも大いに有名だったのでしょう。皆様も一度訪問されては如何ですか。(ちなみに名前の由来は、Vicenza のAccademia Olimpica という文化団体が劇場の注文主だったからで、当時の市が要塞後を提供し、パラディオが内部設計をしたものです。世界最古の屋内劇場建築。)

(Teatro Olimpicoの舞台)

(総領事とヴィチェンツァ市長、市関係者)
ミラノ市内で感謝の大ウオールアート(平成24年3月21日)
3月21日、総領事は牧野・資生堂イタリア社長と、サン・ロレンツォ教会横の大壁面(20mX20m)のウオールアートを視察に行きました。この大壁面は、資生堂が創業140周年を記念して借り上げているもので、5月中旬までは、写真の様な「ありがとう。日本への祈りに感謝」と、大震災に際しての、ミラネーゼやイタリアの方々の支援への感謝の思いが表示されています。大画面なので迫力満点です。サン・ロレンツォ教会の広場にあり、人通りが多く、夜間もライトアップされるので、多くの方に日本の感謝の気持ちが伝わるでしょう。5月中旬後は12月まで資生堂の借り上げが続き、コンペを勝ったアート作品が展示される予定です。


『今月の美術館(Museo del Mese)』の記者会見(平成24年3月15日)
3月15日、ヴェネチア東洋美術館において記者会見が行われ、同美術館が『今月の美術館(Museo del Mese)』に選ばれたことが発表されました。総領事館からは、渡邉領事が参加し、挨拶を行いました。
『今月の美術館(Museo del Mese)』は、文化財省が、子供向け月刊誌「Focus Junior」と協力して、イタリアの美術館にある文化財の活用、特に子供たちにその価値を知ってもらうことを目的として始めた企画です。
ヴェネチアには5つの国立美術館がありますが、その中から『今月の美術館(Museo del Mese)』として、ヴェネチア東洋美術館が選ばれました。同美術館には、1889年に7ヶ月にわたって日本を旅行したエンリコ・ボルボン・バルディ伯爵のコレクション(漆器、陶器、武具、楽器、掛け軸など)が多数展示されています。

(記者会見参加者)

(左から:渡邉領事、ダミアーニ文化財監督官、エットーレ文化財省担当課長、スパダヴェッキア東洋美術館長)
3.11東日本大震災1周年追悼レセプションの開催(平成24年3月13日)
3月13日夕刻、ミラノ総領事館は「3.11 東日本大震災1周年追悼レセプション」を開催しました。黙祷の後、城守総領事が挨拶を行い、この1年間日本に寄せられた哀悼の意と激励に感謝し、またミラノ始め北イタリアの各地で開催された追悼・支援・チャリティー活動の関係者、そして義援金を寄せて下さったイタリアの方々、日本の方々に厚くお礼を申し上げました。
当日は、ポデスタ・ミラノ県長官、ミラノ駐在の各国総領事、日本を熱く支援して下さっている北イタリア各地のイタリア人、日本人の方々約150名が出席して下さいました。また会場では、震災時とその後を比較できるような写真パネル30枚が展示され、出席者が注意深く見ていました。これらの写真と東北の魅力の写真集は、当館のHPからも見ることができます。
(城守総領事の挨拶文。伊語
もあります。)

(ポデスタ・ミラノ県長官と総領事)

(会場に並べられていた写真パネル)

(握り寿司も提供しました)

(写真パネルに見入る来賓の方々)
パルマでの追悼行事「日本への祈り:1年の後」に出席(平成24年3月11日)

(法要の模様)
ボローニャでの「頑張れ日本」訪問(平成24年3月11日)

(折り紙教室)
雛祭りと日本文化の集い(平成24年3月8日)

MICAM、MIPELジャパンブース訪問(平成24年3月4日)
4日、ミラノでは世界最大規模の靴の国際見本市MICAMと皮革製品の国際見本市MIPELが開催されました。それぞれにジャパンブースが設置され、前者は12社、後者6社が出展しました。城守総領事はそれぞれのブースを訪れ、出展社各社の自慢の品を見せていただき、又、各社を激励しました。日本の靴や皮革製品は、いずれも日本の伝統と高度な職人技、現代的なデザインが融合された独自の製品となっており、来場者から高く評価されていました。同日夕刻にはMICAMジャパンスタンドのオープニングセレモニーが開催され、総領事が挨拶を行い、日本の皮革製品をPRしました。同セレモニーには、MICAMの主催団体ANCIのサグリパンティ会長等も出席され、製品を視察、出展社の皆様と歓談していました。

(左から:アロマティチANCI事務局長、城守総領事、サグリパンティANCI会長)

(MICAMジャパンブースにて)
トランシルバニア号発見記念式典(平成24年3月2日)
英国船トランシルバニア号は、第1次大戦中の1917年5月4日にリグーリア州の沖でドイツの潜水艦U-63から発射された魚雷によって撃沈されました。トランシルバニア号に乗っていた英国陸軍部隊など3060名の多くが護衛の任にあたっていた日本の駆逐艦「松」と「榊」や地元の漁民らに助けられました。
その後、沈没したトランシルバニア号の船体の場所は不明でしたが、ジェノバの軍警察による長年にわたる捜索によって2011年秋に所在が判明しました。そして、3月2日にトランシルバニア号の発見を記念し、沈没当時の模様と発見された船体の映像を紹介する式典が行われました。

岐阜県坂祝町とマラネロ市との友好都市提携調印式(平成24年2月21日)
マラネロ市はフェラーリ社の城下町であり、坂祝町には三菱自動車の工場があることから、またフェッラーリ社の自動車専門学校ISPIA A.Ferrariと、坂祝町の中日本自動車短期大学が2000年に姉妹校として連携してきたこと等から、今回両都市間での友好都市提携書が調印されることとなったものです。
南山・坂祝町長や永松・同町議会議長他は、21日マラネロ市役所を訪問、Lucia Bursiマラネロ市長を表敬した後、同市役所内にある市議会議場に移りました。同日、同市市議会が開会し、友好都市提携書の締結が提案され、マラネロ市長、南山町長、マラネロ市議会議員数名が賛同しました。総領事よりも、両国の市民の交流、地方都市連携から大歓迎、今後の交流の拡大を期待すると挨拶しました。その後、動議は市議会で満場一致で可決され、その場で友好都市提携書に署名しました。

Bursiマラネロ市長と南山・坂祝町長
チャリティー茶会(平成24年2月19日)
2月19日、茶道裏千家ミラノ協会のお茶室(Ripa di porta ticinese 53, Milao)で、チャリティー茶会が開催され、午後14時30分開始の部には約20名が参加しました。総領事館からは渡邉領事が参加しました。茶会では、お手前の前に、福島に向けたメッセージビデオが上映され、また、茶室には高校生の書道の作品が展示されました。茶会の参加費(大人15ユーロ、子供5ユーロ)は、東日本大震災被災地の福島県の子ども達を、夏休みを利用してイタリアのサルデーニアに療養のために招待する活動を行っている社会貢献事業振興団体「オルト・デイ・ソーニ」(Associazione Promozione Sociale "Orto dei Sogni" (http://www.ortodeisogni.org/)に寄付されます。次回のチャリティー茶会は、3月11日(日)です。

左から、小林もりみORTO DEI SOGNI代表、磯・茶道裏千家淡交会ミラノ協会会長、渡邉領事

ミラノ裏千家でのチャリティー茶会の様子(2月19日)
BIT関連での日本観光振興懇談会の開催(平成24年2月17日)
その後、出席者の間で活発な意見交換が行われ、イタリア人出席者からは多くの質問やイタリア人の誘致のための貴重なアイディアが寄せられました。また握り寿司、ちらし寿司、天ぷら等日本料理も提供され、日本料理の宣伝も行いました。

BIT(ミラノ国際観光見本市)での日本ブース開会式(平成24年2月16日)
2月16日、ミラノ国際観光見本市(BIT:Borsa Internazionale del Turismo)の開会式が行われ、ニューディ観光大臣、ピザピーア・ミラノ市長等が臨席し、城守在ミラノ総領事も出席しました。
BIT会場内には、今年も日本ブースが設置され、東京都、神奈川県・横浜市、大阪市、京都市、沖縄県等の地方自治体、航空会社、旅行会社など計13団体がスタンドを設け、日本観光の安全性と魅力をアピールして、日本の観光情報を求める来場者で大変な活況でした。なお日本ブースの開会式には、上記の参加者の他、観光庁、日本政府観光局(JNTO)パリ事務所、在イタリア日本大使館の関係者が出席、城守総領事が挨拶を行いました。
また日本ブースでは、4日間の期間中、書道、空手、和太鼓等のデモ、日本酒の試飲、鎧兜との記念写真コーナー、寿司、アニメ体験などが開催され、日本の多彩な文化が紹介されました。


渡辺おさむ個展「Re Japan」訪問(平成24年2月3日)
ミラノで,渡辺おさむ氏の個展「Re Japan」が開催され,総領事も訪問しました。渡辺氏のモチーフの「フェイク・クリーム・アート」は,様々なものにスイーツのデコレーションを施したもので,新鮮なアイデアに甘い後味が残るような感覚でした。(スイーツと言っても実物では無く,樹脂等で本物そっくりに作られたものです。下のがいこつで,新感覚がお分かりいただけるでしょう。)今回の「Re Japan」では,スイーツで飾られた大仏や日本地図など日本的なモチーフの作品も展示されていました。この新感覚,イタリア人の目にはどう映るのでしょうか。ポップ・アート好きの伊人には違和感なく受け入れられるのでは。



「Giorno d'Asia: Giappone」への参加・挨拶(平成24年2月3日)

日本文化交流展(平成24年1月21日)
