在外選挙とは?

令和6年10月19日

在外選挙とは、海外に住んでいても、日本の衆議院や参議院の選挙に参加して、皆さんの一票を日本の政治に反映させることができます。これを「在外選挙」と呼んでいます。

 

在外選挙の対象となる選挙

在外選挙の対象は、これまで衆・参比例代表選出議員選挙に限定されていましたが、平成19年6月1日以降に行われる国政選挙から、衆議院小選挙区選出議員選挙および参議院選挙区選出議員選挙(これらに係わる補欠・再選挙を含む)へ投票できるようになりました。

 

在外選挙のための手続き

日本を出国する前に
転出届および在外選挙出国時登録申請(以下「出国時申請」。)書類の提出
イタリア生活を始める前に、日本でお住まいの市区町村で転出届の提出に併せ出国時申請手続きを行ってください。
既にイタリア生活を始めておられる方で、転出届が未提出の方は、日本の親族に転出届の手続きを行ってもらうか、「転出に準ずる届出」として、海外から郵便で最終住所地の市区町村に通知することになります。詳しくはお住まいだった市区町村役場にお問い合わせください。
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イタリア生活開始
在留届の提出
イタリア生活を始めたら、お住まいの地域を管轄する当館(またはローマの日本大使館)へ在留届を出してください。3ヵ月以上前に在留届を提出していると、在外選挙人名簿への登録の際に、海外に3ヵ月以上滞在していることを証明する書類の提出が免除されます。
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イタリア生活開始3ヵ月後
在外選挙人名簿への登録申請
出国時申請をされていない方は、登録されるご本人(または同居ご家族)が当館で申請手続きを行ってください。こののち、日本国内の市区町村選挙管理委員会の在外選挙人名簿に登録されます。
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登録申請から約1ヵ月後
在外選挙人証の発行・交付
当館にて在外選挙人証を発行し、申請者に『在外選挙人証』を交付致します。
2024年7月19日から、公職選挙法施行令の一部改正により、市区町村選挙管理委員会から在外公館にメールでデータを送付し、在外公館にて書面に出力した後、申請者に交付する方式に変更されました。この取組により、在外投票の際に必要な在外選挙人証の申請から交付までの時間が大幅に短縮され、在留邦人の皆様の利便性の向上につながっています。
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在外公館投票/郵便投票/日本国内投票 が可能になります。