安全対策



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2024年10月~12月
当地では、多くの日本人が盗難等の被害に遭っており、2024年の被害報告件数は122件で、前年に比べ37件増加しました。
手口としては、ベネチアなどへの長距離列車内で網棚や座席上に置いていたバッグの盗難、レストラン等で足下に置いていたバッグの盗難が目立ちます。
また、ミラノにおいては、刃物やけん銃を使用した路上強盗事件が複数発生しています。深夜の外出は可能な限り控え、万が一強盗に遭遇した際は、抵抗せず、安全を最優先に行動してください。
2 日本人被害(件数は当館に届け出のあったもののみを計上)
以下は、日本人の犯罪被害の事例をまとめたものです。
(1)車上狙い 2件(7月~9月:1件)
被害例:車のパンク修理を手伝ってくれた男にバッグを盗まれた(ミラノ)。
(2)置引き 19件(同:14件)
被害例:レストランで食事中に足下やいすの上に置いていたバッグが盗まれた(ミラノ)、列車乗車中に網棚に置いていたバッグから貴重品が盗まれた(長距離列車内)。
(3)スリ 14件(同:14件)
被害例:エレベーターに乗ると、後から6・7人の女性が乗り込んで来て身動きが取れないようにされ、異変に気付いて外に出て確認したところ、ショルダーバッグ内から財布が盗まれていた(ミラノ)。
(4)強盗致傷 1件(同:1件)
被害例:夜間、ファストフード店に滞在していたところ、店外に停めていた自転車が盗まれており、その状況を確認している間に複数の男に囲まれて所持していたスマートフォンを奪われ、さらに店内で顔面を殴られてビデオカメラを強奪された(ミラノ)。
3 殺人・強盗 ・ 誘拐等凶悪犯罪例
以下は、凶悪犯罪被害の事例(日本人以外の被害者)です。
(1)11月上旬の昼間、ジェノバーブッサラ間の列車内で、車掌が切符を所持していない若者2人に支払いを要求したところ、蹴られ、平手打ちや頭突きをされた後、3箇所を刺され負傷した。
(2)11月中旬の深夜、ミラノ市カニョーラ地区の路上で、イタリア人男性が北アフリカ出身の3人の男に取り囲まれ、手首を刃物で切り付けられ、ショルダーバッグとイヤホン(AirPods)を奪われた。
(3)12月下旬の夜間、ミラノ市アックルシオ広場近くの路上で、中国人男性が2人組の男にバッグを奪われそうになり抵抗したところ、頭部を銃で撃たれ負傷した。
(4)12月31日から1月1日の夜間、リミニ県ヴェルッキオで、4人の男女がエジプト人の男に次々にナイフで刺され、負傷した。犯人は到着した軍警察によって射殺された。
4 テロ・爆弾事件発生状況
イタリア国内において、テロと特定される事件の発生はありませんでしたが、上記3(4)の刺傷
事件が発生したほか、テロ関連行為で複数の者が検挙されています。
また、中東情勢の緊迫及び欧州におけるテロ等の発生を受け、イタリア治安当局による高いレベル
での警備が行われています。
【イタリアにおける検挙事案】
- 11月30日、ミラノ近郊に住む19歳のケニア生まれの女性が、ベルガモの空港からトルコ行きの便に搭乗しようとした際に、国際テロ目的の勧誘の容疑で逮捕された。同人は、シリアに渡り、紛争地でISILのために戦う計画を立てていたとされている。
- 12月24日、TikTokなどSNSで活動していた若者グループが、暴力行為を目的としたイスラム過激活動をした容疑で逮捕された。ボローニャ、ミラノ、モンファルコーネ、ペルージャで5人が拘束され、20歳のミラノ在住者を指名手配。リーダーはボローニャ在住の22歳の女性で、弟や他のメンバーに影響を与えており、同人らは子ども向けのジハード教育書を翻訳するなど布教活動を行っていた。
- 12月20日、ドイツ東部のザクセン・アンハルト州マクデブルグ市のクリスマスマーケットで、サウジアラビア出身の男が運転する車両が来場者に突っ込み、5人が死亡、200人以上が負傷した。
5 対日感情の変化、日本企業の安全に関する諸問題
イタリア国内においては認められなかったものの、10月から12月にかけて、フランスをはじめとする複数の国で、7月に日本からの国際手配に基づきデンマーク自治領グリーランドで身柄を拘束された反捕鯨団体シー・シェパードの元代表ポール・ワトソン氏の解放を求める集会及び同氏の解放を記念する集会が実施されました。
- 安全対策に関する資料
- 安全の手引き(PDF)
(631KB)
- 北イタリアでの安全に生活するための基本な心構え
- 海外安全虎の巻(PDF)
- 海外旅行のトラブル回避マニュアル
- 海外で困ったら
- 大使館/総領事館のできること
- 海外安全劇場
- 海外安全情報のストリーミングビデオ
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