総領事の「第26回ユニバーシアード冬季競技大会閉会式」への出席(平成25年12月21日)
昨年12月11日(水)から21日(土)までの11日間、トレンティーノにおいて「第26回ユニバーシアード冬季競技大会(2013/トレンティーノ)が開催され、日本からは、塚原光男日本オリンピック委員会理事を団長とする日本代表選手団(選手120名)が参加しました。21日、トレンティーノ・アルトアディジェ州カナゼイにおいて行われた閉会式には古賀総領事が出席しました。

(塚原光男日本オリンピック委員会理事と古賀総領事)

(第26回ユニバーシアード冬季競技大会閉会式場)
2015年ミラノ万博パビリオン用地引き渡し式への出席(平成25年12月16日)
16日,ミラノ市内にて2015年ミラノ万博パビリオン用地引き渡し式が行われました。日本のほか、中国、フランス、イスラエル、スイス、エクアドル、ドイツ、クゥエート、米国、サウジアラビア、モナコ、オマーン、アゼルバイジャン、アラブ首長国連邦、カザフスタン、スロヴェニア、ハンガリー、メキシコ、オーストリア、チリ、イラン、カタール、ルーマニアの23区画と、協賛参加企業3区画、計26区画が引き渡されました。日本は、古賀総領事が出席し、サーラ・2015年ミラノ万博政府コミッショナーから記念品を受け取りました。

(サーラ・2015年ミラノ万博政府コミッショナー記念品を受け取る古賀総領事)

(引き渡しセレモニーの模様)
トリノでの折り紙展開会式(平成25年12月13日)
12月13日,トリノ市内にあるバローロ宮(via delle Orfane 7)の広間で,折り紙展「Origami – Spirito di Carta」の開会式が行われました。約150名が参加しました。この折り紙展は,トリノに拠点を置く文化団体「楊心流」がピエモンテ州などの協力を得て実現しました。開会式には,ミケーレ・コッポラ/ピエモンテ州文化担当助役,ルーカ・カッシアーニ/トリノ市文化委員会委員長,アンドレア・スターラ/ピエモンテ州議員,レオ・ジャンピエートロ/ピエモンテ州議員,チェーザレ・トルトゥーロ楊心流会長などに加え,総領事館からは渡邉首席領事が参加し,それぞれ挨拶を行いました。
折り紙展は,バローロ宮の地下にて行われ,素晴らしい折り紙の作品が数多く展示されています。
折り紙展は,2014年2月16日まで行われています。是非,ご覧下さい。
詳しくは,折り紙展のホームページ,http://www.mostraorigami.it/をご覧下さい。

(開会式会場(バローロ宮の広間))
天皇誕生日祝賀レセプションの開催(平成25年12月2日)
12月2日ミラノ市内で、総領事館主催の天皇誕生日祝賀レセプションが開催されました。レセプションには約270名と多くの方に参加いただき、トリノ、ヴェローナ,サヴォーナ,パルマなど遠方から参加された方もいらっしゃいました。また、ブルーノ・ダペイ・ミラノ県議会議長,リヴィア・ポモドーロ・ミラノ地方裁判所長官,ローザ・ポリッツィ・ミラノ高等裁判所長官,マリオ・レンツォ・オットーネ・イタリア空軍第一管区司令官など,当地の要人の方々にも参加いただきました。
会場入り口には、例年の様に立派な盆栽3点をクレスピ盆栽に飾っていただいたほか,東京都の観光プレゼンテーションデスクを設け,2名の担当者に資料配布及び東京の魅力についての説明を行っていただきました。また,両国国歌は,館員夫人とその友人2名の方に斉唱していただきました。今年は,ミラノの日本食協会傘下のお店のお寿司に加え,公邸料理人による寿司のデモンストレーションを来場者の方に見ていただき、召し上がっていただきました。
協力いただいた皆様、出席いただいた皆様に篤くお礼を申し上げます。

(公邸料理人による寿司握りデモンストレーション)

(来客を迎える古賀総領事)

(館員夫人と友人による両国国歌斉唱)

(会場風景)
在イタリア日本商工会議所の懇親昼食会への参加(平成25年11月28日)
11月28日、ミラノ市内で、在イタリア商工会議所の理事会メンバーと賛助・普通会員の方々との懇親昼食会が開催されました。この懇親昼食会は、日頃接する機会の少ない会員同士の交流のために年一回開催されており、会場では名刺の交換や情報交換など、活発な交流が行われました。昼食会には古賀総領事も参加し、乾杯の挨拶を行いました。

(乾杯の挨拶をする古賀総領事)

(交流の模様)
「La Festa」への参加(平成25年11月24日)
11月24日、北イタリア日本人会主催の日・イタリア交流事業「La Festa」がミラノ日本人学校で開催され、入場者は2100名に上りました。会場では書道、風呂敷、折り紙、墨絵のワークショップ、お茶会、着物試着などが行われた他、空手実演、コンサート、和食の販売も行われ、餅つきには古賀総領事も参加しました。
「La Festa」では総領事館もブースを開設し、一日領事サービスの他、日本観光及び日本文化関連資料の配布や、けん玉、お手玉などの日本伝統玩具の紹介を行いました。

(餅つきに参加する古賀総領事)

(一日領事サービス)

(日本関連資料の配付)
ヴェルディ生誕200周年記念「レクイエム」公演(平成25年11月17日)
17日、モデナ市立劇場(パヴァロッティ劇場)において、ヴェルディ生誕200周年を記念して、日本の合唱団Sakura Choirとイタリアの合唱団Coro Lirico Aurea Parmaが金井敬指揮、パルマ・ジュゼッペ・ヴェルディ管弦楽団の演奏により、「レクイエム」公演を実施、古賀総領事も鑑賞しました。日伊の合唱団による美しいハーモニーに、満員の客席から大きな拍手が寄せられました。

(終演後の模様。指揮者の金井敬氏と古賀総領事)

(公演の模様。ソリスト(左から):阿部葉子氏(ソプラノ)、鈴木賀子氏(アルト)、ジャンニ・レッチェーゼ氏(テノール)、アルベルト・ロータ氏(バス))
総領事の「Gusti e sapori del Giappone a Milano」訪問(平成25年11月8日)
11月8日、古賀総領事は、ミラノ市のパラッツォ・ジューレコンスルティで開催された「Gusti e sapori del Giappone a Milano」展のオープニングに出席しました。同展は、8日から10日までの3日間、日本の農林水産省の主催で、2015年ミラノ万博に向けて、当地で日本食及び食文化を紹介することを目的に開催されました。
同展では、日本の伝統工芸品である様々な器を用いて、四季と深い関わりのある日本の食文化や、醤油、味噌、酢、日本酒などの食材の製造法、地方の食材、食品などが紹介されていました。また8日には、日本食文化に関するパネルディスカッションが行われました。

(展示を見学する古賀総領事)

(オープニングで挨拶する佐藤正典農林水産省顧問)

(展示の一部)
名古屋市とトリノ市の姉妹都市交流(平成25年10月28日)
10月28日、名古屋市とピエモンテ州トリノ市の姉妹都市交流の一環として、河村たかし名古屋市長と名古屋市議会代表団がトリノ市を訪問、ピエロ・ファッシーノ・トリノ市長との間で、名古屋市とトリノ市の交流促進及び今後の協力に関する意見交換が行われ、古賀総領事も同席しました。11月末には、トリノ市長を団長とするトリノ産業界の派遣団が名古屋市を訪問し、両市の産業界の交流のための催しが行われる予定です。
また、同日夕刻、トリノ東洋美術館(MAO)では、10 月29日から開催される日本文化紹介事業「Spirito del Giappone」の開会式が開催され、河村名古屋市長一行、ファッシーノ・トリノ市長、古賀総領事等が出席しました。開会式では名古屋市を紹介するビデオの上映と名古屋名物「きしめん」の試食も行われました。
「Spirito del Giappone」は、2014年1月12日まで開催され、会期中はフランス人のシュザンヌ・エルド氏による日本の風景をモチーフにした写真展や、盆栽、茶道、生け花、折り紙などを紹介する様々な文化事業が行われる予定です。
各詳細については、リンクを御参照ください。
- 名古屋市、トリノ市姉妹友好都市交流:
http://www.city.nagoya.jp/shicho/page/0000006761.html - 名古屋市とトリノ市のデザイン交流:
http://www.nic-nagoya.or.jp/japanese/nicnews/archives/17769 - Spirito del Giappone(於:トリノ東洋美術館):
http://www.maotorino.it/

(「Spirito del Giappone」の開会式の模様。左から、リッカ・トリノ東洋美術館館長、ファッシーノ・トリノ市長、写真家のシュザンナ・エルド氏、河村名古屋市長)

(名古屋市とトリノ市側の意見交換会の模様)
日本関連芸術家作品展の開催(平成25年10月1日)
在ミラノ日本国総領事館は北イタリア日本人会と共催で行っている『日本関連芸術家作品展 – Giappone e Dintorni』の一環として,ミラノ在住の日本人写真家,フランチェスコ仁木岳彦さんの写真を総領事館の受付ホールに展示しています。ミラノの魅力が日本人写真家の視点から紹介されていますので,来館時にご覧下さい。
期間は10月1日から同30日までの総領事館の開館日です。

MICAM、MIPELジャパンブース訪問(平成25年9月15日)及び日伊関係者による意見交換会の開催(平成25年9月14日)
9月15日(日)、世界最大規模の靴の国際見本市MICAMと皮革製品の国際見本市MIPELがミラノで開幕しました。初日にあたる15日、古賀総領事は河野駐イタリア大使と共にそれぞれの会場に設置されたジャパンブースを訪問し、日本の出展各社を激励しました。出展企業それぞれが個性のあるデザインを追求しつつ、日本ならではの技術を駆使した使い心地のよい上質な製品を展示し、世界各国のバイヤー及びプレスから注目を集めていました。
同日夕刻にはMICAMジャパンスタンドの開会式が開催され、総領事が挨拶、日本の優れた靴と「ものづくり」の精神をアピールしました。また同開会式にはMICAM主催団体のイタリア靴メーカー協会のサグリパンティ会長とアロマティチ事務局長も出席して、出展者と歓談しました。
また、MICAM、MIPEL開催前日にあたる14日(土)、ジャパンブース出展各社、MIPEL主催団体AIMPESのカンナーラ会長、ムッツォロン事務局長、アロマティチ・イタリア靴メーカー協会事務局長、渡邉政嘉経済産業省製造産業局紙業服飾品課課長、社団法人日本皮革産業連合会松月宏之氏、温井邦彦・ジェトロミラノセンター所長などを総領事公邸に招き、意見交換会を開催しました。

(MIPELジャパンブースで説明を受ける古賀総領事)

(MICAMジャパンブースオープニング会場にて:
左よりボルギーニ・イタリア靴メーカー協会MICAM展責任者、サグリパンティ・同協会会長夫妻、渡邉政嘉経済産業省製造産業局紙業服飾品課課長、古賀総領事、アロマティチ・同協会事務局長)

(MICAM ジャパンブース前にて出展社、関係者、及び
河野駐イタリア大使(右から7人目)、古賀総事(右端))

(公邸での意見交換会の模様)

(MIPELジャパンブース)
総領事の「北斎のデッサンと東洋の輝き」展訪問(平成25年7月19日)
詳しくは同展HP(www.diocesi.brescia.it/museodiocesano/)まで。

(リネッティ・司教区博物館キュレーターより
説明を受ける古賀総領事)

(ファッケッティ・マッツォッキ財団理事長(左から2番目)ほか、
展示関係者の皆さんと)

(左から、古賀総領事、デル・ボーノ・ブレーシャ市長、ペーリ・ブレーシャ県評議員(教育担当)、
クラレティコッカーリオ町長)
総領事の「ミラノマンガフェスティバル」訪問(平成25年6月6日)
6月6日、古賀総領事はミラノ市で開催中の「ミラノマンガフェスティバル」を訪問しました。同展はミラノ市主催で、ロトンダ・デッラ・ヴィア・ベサーナとWOWマンガミュージアムの市内2カ所で開催されており、北斎漫画の原画から最新の人気漫画まで日本漫画200年の歴史等を紹介しています。6月、7月は「テルマエ・ロマエ」のヤマザキ・マリ先生、漫画家であり、幅広いジャンルで活躍するとり・みき先生の特別講演や、「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクターデザインを手がけた貞本義行先生のファンミーティングなど、多くの催しが予定されています。同展は7月21日まで開催されています。
詳しくは同展HP(http://milanomangafestival.it/)まで。

左より、ヴィーティ・ミラノマンガフェスティバル広報担当、古賀総領事、
モーロ・ミラノマンガフェスティバル・事務局長(イタリア日本文化協会代表))

(展示を鑑賞する古賀総領事)
第55回ヴェネツィア・ビエンナーレ美術展日本館開会式への出席(平成25年5月29日)
各国を代表する芸術家の展示会が行われることから、「美術のオリンピック」とも称されるヴェネツィア・ビエンナーレの第55回美術展が6月1日から11月24日まで開催されます。カステッロ公園内にある日本館では、国際交流基金の主催で 「抽象的に話すこと-不確かなものの共有とコレクティヴ・アクト」展が開催され、5月29日に行われた日本館のオープニングには古賀総領事も出席しました。
同展の出展作家は田中功起氏、キュレーターは蔵屋美香氏で、東日本大震災を体験した日本が世界に発すべきメッセージとして、「他者の経験を自分のものとして引き受けることはいかにして可能か」をテーマに映像作品などを展示していました。
国際交流基金HPへのリンク
在イタリア日本大使館HPへのリンク

(左から:古賀総領事、日本館出品作家の田中功起氏、キュレータの蔵屋美香氏)

(展示を鑑賞する古賀総領事)
ミラノ祭り(平成25年5月26日)
5月26日、イタリア日本食レストラン協会の主催でミラノ市レプレロ通り沿いの広場で、ミラノ祭りが開催されました。ミラノ祭りでは、ミラノ及びその近郊に住む日本人の方々、また、日本料理、日本文化を愛するイタリア人の方々が集まり、紙芝居、餅つき、和太鼓、茶道実演など日本を紹介する様々なイベントが行われ、日本のお祭りで食べられる焼きそば、たこ焼き、うどん、おにぎりなどを提供する出店もありました。12時半の開会式では、古賀総領事が挨拶を行い、鏡割りに参加しました。
当日は、晴天に恵まれ、会場は大盛況でした。
イタリア人の方々にとって、日本のお祭りの雰囲気を味わいながら、気軽に日本食を楽しむことができた一日となりました。

(鏡割りでの古賀京子総領事)

(晴天に恵まれ大盛況の会場)
「ミラノ・マンガフェスティバル」開会記者発表会(平成25年5月2日)
同フェスティバルは、ロトンダ・デッラ・ヴィア・ベサーナとWOWマンガミュージアムの2カ所で開催され、日本漫画200年の歴史が紹介される他、会期中は「キャプテン翼」の高橋陽一先生のサイン会とトークショー、「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクターデザインを手がけた貞本義行先生のファンミーティング、永井豪先生の「永井豪ロボットマンガ展」、岸本斉史先生の「NARUTO展」など、多くの催しが予定されています。
詳しくは同フェスティバルHP(http://milanomangafestival.it/)まで。

(記者会見の模様:左より、藤川・ミラノ・マンガフェスティバル・ジェネラルプロデューサー(アサツー・ディ・ケイ)、竹内オサム・ミラノマンガフェスティバル監修、清水勲・ミラノ・マンガフェスティバル・キュレーター、渡邉領事、デル・コルノ・ミラノ市文化担当助役、ピライナ・ミラノ市展覧・展示会部長、ボーナ・WOWマンガミュージアム館長、モーロ・ミラノ・マンガフェスティバル・事務局長(イタリア日本文化協会代表))
ソルボロ市の「NIPPONSAI」(平成25年4月28日)
4月28日、パルマ県のソルボロ市で、NIPPONSAI(日本祭)が開催され、渡邉領事が開会式に出席し挨拶しました。NIPPONSAI(日本祭)は、パルマ県が後援する行事として今年で6回目、ソルボロ市での開催は3回目になりますが、これは文化団体「Nausica Opera International」が主催し、ソルボロ市や多くの関係者の協力により実現したものです。28日の開会式では、アンジェラ・ザニケッリ市長は、このような文化の催しが日伊両国民の親睦を深めると述べました。また、合唱団による両国国家の斉唱が行われました。
NIPPONSAI(日本祭)では、着物、生け花、茶道、日本食、盆栽、日本人形、空手、柔道、剣道、コスプレコンクールなど様々な日本文化が紹介されました。領事館からは、日本人形や東日本大震災の写真パネルなどを貸し出しました。ヒッポファミリークラブの交流で日本からソルボロ市にホームステイしている7名の女性が着物姿で日本を紹介するコーナーを設けました。

(挨拶する渡邉領事(中央)、左隣がザニケッリ市長)

(開会式会場)

(市長及び関係者)

(催し物のテント)
山形県EU協会視察団への説明会(平成25年4月10日)
10日、山形県とEU諸国の市民同士の友好と文化・経済の交流の促進を目的とする「山形県EU協会」の経済視察団一行のミラノ訪問を機に、渡邉領事が総領事公邸において「北イタリアの政治経済情勢」について説明会を行いました。説明会では活発な質疑応答と意見交換が展開され、参加者からは、「説明会を通じて欧州経済危機および北伊の現状を実感することができた」等の声が寄せられました。

(山形県EU協会視察団一行と渡邉領事)

(説明会の模様)
「フォーリ・サローネ」:株式会社 東芝が特別協賛するインスタレーション「Soffio」訪問(平成25年4月9日)
同展は4月14日までVia Tortona 31, Opificio 31内で開催されています。
http://ixisalone.com/main/about

(「Soffio」会場前にて。左より、渋谷 東芝ライテック社長、
豊原 東芝上席常務、渡邉在ミラノ日本国総領事館領事、
石川 東芝新照明事業統括部 事業部長)
「フォーリ・サローネ」に出展中の日系企業訪問(平成25年4月9日)

(有限会社 黒河デザインプロダクツの展示会場にて。
左よりマスダテクノ株式会社桝田義高氏、有限会社 黒河デザインプロダクツ黒河雅行氏 在ミラノ日本総領事館渡邉領事)
ヴィチェンツアでの日本文化紹介行事『春の風』の開会式(平成25年3月15日)
3月15日から24日まで、ヴィチェンツァでは、文化団体「御飯」とヴィチェンツァ市が共催で、様々な日本文化を紹介する大規模行事『春の風』が開催されます。『春の風』では、日本食、日本語、生け花、盆栽、邦楽演奏、折り紙、囲碁、座禅、着物、指圧や日本文化の講演、現代アート、日本映画など幅広く紹介するものです。3月15日には開会式が開催され、渡邉領事が出席し挨拶を行いました。ヴィチェンツァ市のペコリ観光担当助役及びルジェッリ経済開発担当助役からは、『春の風』はこの地域での日本文化の普及を助け、現地と日本との関係を緊密化させているとの挨拶がありました。
また、開会式では東京から参加した邦楽グループ『華組』の演奏がありました。

(開会式での邦楽演奏(東京から参加した『華組』の皆さん))

(左から、ルジェッリ経済開発担当助役、渡邉領事、
ペコリ観光担当助役、ボルディニョン『御飯』代表)
東日本大震災2年後に関連したミラノ大学での行事(平成25年3月11日)
3月11日、ミラノ大学において、東日本大震災2年後の行事として、「FUKUSHIMA DUE ANNI DOPO(2年後のフクシマ)」が行われ、渡邉領事が出席し挨拶を行いました。
「FUKUSHIMA DUE ANNI DOPO(2年後のフクシマ)」は、早稲田文学が刊行した『震災とフィクションの距離』のイタリア語版『Scrivere per Fukushima』(フクシマのために記す)を発表する行事で、ミラノ大学の教室に約60名(大学教員や学生など)が参加しました。『Scrivere per Fukushima』の売り上げは日本赤十字に寄付される由です。
ティツィアーナ・カルピ講師(ミラノ大学)が司会進行を行い、カルピ講師による本件行事の趣旨説明、渡邉領事の挨拶、カルメン・コビト(作家)による『震災とフィクションの距離』のイタリア語版『Scrivere per Fukushima』(フクシマのために記す)の紹介、コラッド・モルテーニ在京イタリア大使館文化担当官(ミラノ大学教授)による石巻市におけるイタリアの支援の紹介、国際交流基金の4つの映像資料(震災後の日本:「社会の変化」「多文化社会」「防災教育」、「新日本紀行ふたたび 震災 家族の選択」)の概要紹介、カルロ・フィリッピーニ教授(ボッコーニ大学)による「震災後の日本のエネルギー政策」についての説明、また、震災当日東京にいたステファノ・カレル記者(Il Sole 24 Ore)が当時の模様を話しました。

(挨拶する渡邉領事(左))
MICAM、MIPELジャパンブース訪問(平成25年3月3日)
3日、世界最大規模の靴の国際見本市MICAMと皮革製品の国際見本市MIPELがミラノで開催されました。それぞれにジャパンブースが設置され、前者は10社、後者6社が出展、日本ならではの技術と感性を活かした製品を展示しました。渡邉領事はそれぞれのブースを訪問、各社にエールを送りました。
同日夕刻にはMICAMジャパンブースのオープニングセレモニーが開催されました。セレモニーでは渡邉領事が日本の製靴の歴史やものづくりの精神を紹介するとともに、日本の皮革製品をPRしました。

(MICAMジャパンブースにて。左から、関口製造産業局紙業服飾課課長代理と渡邉領事)

(MICAMジャパンブース)

(プレスの取材で日本の靴をPRする渡邉領事)

(MIPELジャパンブース)
「ミラノ・マンガフェスティバル」記者発表会(平成25年2月28日)
同フェスティバルは、ロトンダ・デッラ・ヴィア・ベサーナとWOWマンガミュージアムの2カ所で開催され、約200年前の北斎漫画から現代に至るのマンガの歴史が紹介されるほか、人気漫画家による講演やワークショップなども予定される予定です。また、これだけ大規模なマンガの展覧会の開催は日本でもあまり例がないものですので、是非見学して下さい。
詳しくは同フェスティバルHP(http://milanomangafestival.it/)まで。

BIT(ミラノ国際観光見本市)での日本ブース開会式(平成24年2月16日)および日本観光振興懇談会の開催(平成25年2月17日)
2月14日~17日、ミラノでは国際観光見本市(BIT:Borsa Internazionale del Turismo)が開催され、初日の開会式ではニューディ観光大臣、タヤーニ欧州委員会副委員長等が臨席、当館渡邉領事も出席しました。
BIT会場内には今年も日本ブースが設置され、地方公共団体(東京都、沖縄県)、各航空会社,旅行会社など計12団体が日本観光をPR、同ブースは日本の観光情報を求める来場者で活況を呈しました。
初日14日に行われた同ブースの開会式には、上記の参加者の他、日本政府観光局(JNTO)パリ事務所、在イタリア日本大使館の関係者が出席、渡邉領事が挨拶を行いました。
同ブースではBIT開催期間中、書道、風呂敷などの日本文化デモンストレーションが行われ、生け花なども展示されました。
また、BITの開催にあわせ2月15日、当地プレス、観光事業者、日本ブース出展社、JNTOパリ事務所、在イタリア日本大使館を総領事公邸に招き、日本観光振興のための意見交換会を開催しました。意見交換会では渡邉領事の挨拶に続き、JNTOパリ事務所の宮澤所長が「訪日観光の現状とイタリア市場での取り組み」をテーマに、最近の訪日観光動向のデータ、イタリアにおける訪日観光客誘致活動の紹介等を行いました。
その後、出席者の間で活発な意見交換が行われ、イタリア人出席者からは質問や、貴重なアイディアが数多く寄せられました。

(公邸での意見交換会の模様)

(日本ブースオープニングの模様:左より宮澤JNTOパリ事務所所長、山崎・在イタリア日本国大使館一等書記官、
渡邉在ミラノ日本国総領事館首席領事)

(風呂敷・折り形のデモンストレーション)

(生け花装飾の様子)

(折り紙のオブジェ)

(書道デモンストレーション)
トレビーゾ市と一宮市との友好都市提携(平成25年1月30日)
1月30日午後、ベネト州トレビーゾ市と一宮市の「友好交流に関する協定書」(友好都市協定)の調印式がトレビーゾ市庁舎において行われ、渡邉領事も出席しました。
2005年の愛知万博の期間中に行われた一市町村一国フレンドシップ事業において、イタリアは一宮市の交流相手国のひとつであったこともあり、当時の一宮市のイタリア人国際交流員の発案で平成19年度からヴェネチア建築大学トレビーゾ校との交流事業が開始されたことが、トレビーゾ市との友好関係のきっかけとなり、その後、一宮市におけるイタリアフェア、トレビーゾ市における日本橋イベントなどの交流が行われ、友好都市提携に至った由です。
谷・一宮市長、日比野一宮市議会議長一行は、1月30日午後にトレビーゾ市庁舎を訪問し、渡邉領事も合流して、調印式に臨みました。調印式では、ゴッボ・トレビーゾ市長、谷・一宮市長が「友好交流に関する協定書」に署名しました。その後、記念品の交換や記念撮影などが行われ調印式は終了しまた。

(調印後の記念撮影)

(協定書に署名する両市長)
茶の湯・初釜行事(平成25年1月11日)
1月11日(金)19時半から、茶道裏千家淡交会ミラノ協会(Ripa di Porta Ticinese 53, Milano)において初釜行事があり、総領事館から渡邉領事と石丸領事が参加しました。年始めの茶会を通じて、イタリア人の方々とともに日本の伝統文化である茶の湯についての理解を一層深める機会となりました。

(参加者)

(初釜の様子)