「La Festa」への参加(平成27年11月29日)
   11月29日、北イタリア日本人会主催の日・イタリア交流事業「La Festa」がミラノ日本人学校で開催されました。会場では書道ワークショップ、お茶会、着物試着、空手デモンストレーション、音楽会、お弁当、日本の食品の販売なども行われ、餅つきには冨永総領事代理も参加しました。
  「La Festa」では総領事館もブースを開設し、一日領事サービスの他、日本観光及び日本文化関連資料の配布や、けん玉、お手玉などの日本伝統玩具の紹介を行いました。
(日本文化関連資料の配付)
(一日領事サービス)
(餅つきに参加する冨永総領事代理)
北海道魅力発信レセプションの開催(平成27年10月5日)
  10月6日から3日間、ミラノ万博日本館イベント広場で開催される「北海道の日」に先立ち、10月5日、北海道主催、在ミラノ総領事館協力による「北海道魅力発信レセプション」が総領事公邸で開催されました。
  同レセプションでは、北海道の魅力を紹介するプレゼンテーションに続いて、北海道が誇る食材を使った料理が提供され、高橋はるみ北海道知事をはじめとする北海道関係者が、当地政府関係者、経済・文化関係者等と活発な意見交換を行いました。
  レセプション冒頭、古賀総領事が「北海道の日」が盛況となることを祈念しますとの挨拶を行いました。高橋北海道知事は、日本館の「北海道の日」を契機に、イタリアと北海道の経済、文化両面での交流が深まることを願いますと挨拶しました。
(古賀総領事による挨拶の模様)
(高橋はるみ北海道知事による挨拶の模様)
(交流の様子1)
(交流の様子2)
「レオナルド・ダ・ヴィンチ アンドロイド(人間酷似型ロボット)イニシアティブ」のミラノ開催に関する記者会見(平成27年9月3日)
3日、冨永首席領事は、レオナルド・ダ・ヴィンチ科学技術博物館において、浅田稔大阪大学教授(NPOダ・ヴィンチミュージアムネットワーク理事長)のプロジェクトチームが企画した「レオナルド・ダ・ヴィンチ アンドロイド(人間酷似型ロボット)イニシアティブ」のミラノ開催に関する記者会見で挨拶しました。展示会は9月4日から27日までですが、我が国の最先端のアンドロイド技術をミラノ、ひいてはイタリアの人々に知ってもらう良い機会となり、多くの方が訪することが期待されます。
http://www.museoscienza.org/english/activities/living-with-robots/
左端:レオナルド・ダ・ヴィンチのアンドロイド、右端:冨永首席領事
MICAM、MIPEL ジャパンブース訪問(平成27年9月2日)
9月2日~4日ミラノで、世界最大規模の靴の国際見本市(MICAM)と皮革製品の国際見本市(MIPEL)が開催され、それぞれ、ジャパンブースが設置されています。前者には6社、後者には8社が出展しており、2日、古賀総領事は両見本市のジャパンブースを訪問し、出展各社を激励しました。各社とも、特色のあるデザインと日本の高度な職人技が融合した製品を展示していました。
MICAM ジャパンブースでは、デザインにこだわりつつも履き心地の良い靴が展示されていました。
またテーマコーナーでは、靴職人の早川嘉英氏がハンドメイドの実演を通じて細部までこだわる日本の靴作り披露し、来場者から大きな関心が寄せられていました。
MIPEL ジャパンブースでは、コードバン革を使った上質な製品,絵画技法をアレンジした染色技術を活かした製品、世界初の新素材革・インディゴレザーを活かした製品、害獣として処分された鹿の革を再利用した商品等、各社が誇る独自の技術を活かした製品を展示していました。
見本市に先立つ8月31日には、MICAM主催者(Assoacalzaturifici)のピロッティ・ASSOCALZATURIFICI新会長、ブラッチャリーニ・AIMPES(MIPELの母体団体)新会長,ブリッコラ・MIPEL新会長、ソレAIMPES・MIPEL事務局長及び出展日本企業を公邸に招き、経済産業省製造産業局紙業服飾品課橋本企画官、武川日本皮革産業連合会理事,小林全日本革靴協同組合連合会理事,JETROミラノ事務所温井所長等の出席を得て、日本の皮革製品振興のための活発な意見交換が行われました。
MICAM ジャパンブースでのハンドソーイングの実演
活気あふれるMIPELジャパンブース
「ミラノマンガフェスティバル2015」及び「MILANO MATSURI」鏡開き(平成27年6月13日)
2015年 6月10~14日、日本のマンガを中心に多角的な日本文化の魅力を紹介するイベント「ミラノマンガフェスティバル2015」及び「MILANO MATSURI」がミラノ市内のFabbrica del Vaporeで開催され、13日には古賀総領事が鏡割りに参加しました。
ミラノマンガフェスティバル2015の展示を見学する総領事
鏡割りの模様
「アートアクアリウム」訪問(平成27年6月11日)
6月12日、古賀総領事はCircolo Filologico Milaneseで開催中の 「アートアクアリウム」を訪問しました。
同展は、金魚と最新のテクノロジーを用いて日本の情緒を表現したアートで、金魚と光の融合が幻想的な雰囲気を醸し出していました。
同展は2015年8月23日まで開催されています。
http://artaquarium.jp/news/104/
展示の様子
古賀総領事と木村英智アートアクアリウムアーティスト
(株式会社エイチアイディーインターアクティカ代表取締役、アクアリウムクリエーターズオフィスSrl CEO)
ヴィジェーヴァノ靴産業の製造現場訪問(平成27年5月22日)
5月22日、古賀総領事は靴製造業で名高いロンバルディア州ヴィジェーヴァノを訪問し、紳士靴のモレスキ社と、婦人靴のカイマール・マルディノーリ社の工場を視察しました。
モレスキ社では、手作りの良さを生かしつつ完璧な品質を追求するために、熟練した職人の技と最新の技術で、通常の製造工程の約3倍に当たる300~400の工程を経て、1日約1000足を製造しているとのことでした。
カイマール・マルディノーリ社では、職人の技術と精神を大切にしながら、華麗な婦人靴を製造し続けています。マロノ・ブラニクなど有名靴デザイナーの靴を中心に手掛けており、世界約30か国に顧客を有しているとのことでした。
モレスキ社にて。左からイタリア靴メーカー協会(ASSOCALZATURIFICI)
カンチェッラーラ事務局長、古賀総領事、モレスキ最高経営責任者
カイマール・マルディノーリ社にて。左からイタリア靴メーカー協会(ASSOCALZATURIFICI)
カンチェッラーラ事務局長、古賀総領事、マルティノーリ販売部長
「和菓子と茶道の魅力」への出席(平成27年5月19日)
5月19日~20日、ミラノ大学において、ミラノ大学と在イタリア日本国大使館の共催により、日本文化紹介事業「和菓子と茶道の魅力」が開催されました。同事業は、「食」をテーマとする万博開催中のミラノにおいて、茶道、和菓子を紹介することを通じて、日本文化についての理解を深めることをねらいとするものです。裏千家ローマ出張所の野尻講師による茶道の紹介、虎屋パリ店による和菓子の歴史の紹介・実演に加え、富山県に本社を有し、ミラノに支店を構える器メーカーの「能作」による器の展示等が行われました。古賀総領事は5月19日に同行事に出席し、関係者と意見交換を行いました。
和菓子作りの模様
虎屋の和菓子
裏千家ローマ出張所の野尻講師による茶道の紹介
虎屋の皆さんと古賀総領事
株式会社資生堂/クレ・ド・ポー ボーテによるパビリオン展示 「REVERBERATION–Pavilion of Light and Sound」展オープニングへの出席(平成27年5月7日)
資生堂グループのハイプレステージブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」は、2015年5月7(木)からPalazzo Pisani(パラッツィオ・ピザーニ)の中庭で、建築家の坂 茂氏デザインによる「REVERBERATION - Pavilion of Light and Sound」を開催しています。同展はダイナミックでありながら洗練された視覚デザインで、同社の「クレ・ド・ポー ボーテ」の2015 Autumn / Winter Collectionのテーマ、「ヴェニスの光」を表現したものです。メーキャップ・ケースのパーツ約90,000個を使用したパビリオンは、時間の経過に伴い、自然光、人工光による光と翳を生み出し、パビリオン内部で演奏される音楽と相まって詩的な空間を形成しています。
5月7日に行われた同展のオープニングには古賀総領事も出席しました。
展示の模様:内側
展示の模様:外側
「第56回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展」日本館開会式への出席(平成27年5月7日)
世界各国の代表する芸術家や美術関係者が参加し、「芸術のオリンピック」とも称される「ヴェネツィア・ビエンナーレ」の第56回展が、5月9日から11月22日まで開催中です。カステッロ公園内にある日本館では、国際交流基金の主催で 「《掌の鍵》 – The Key in the Hand - 」展が開催されていますが、5月7日に行われた日本館のオープニングには古賀総領事も出席しました。
同展の出展作家は塩田千春氏、キュレーターは中野仁詞氏(神奈川芸術文化財団学芸員)で、「記憶」をテーマとしています。国内外から集められた約5万個の鍵(記憶の象徴)を結んだ赤い糸が天井から垂れて展示空間を埋め尽くし、床には記憶の雨を受け止める手のひらをイメージした2艘(そう)の舟が配置され、圧倒的な印象を与えるインスタレーションとなっています。
国際交流基金HPへのリンク(http://2015.veneziabiennale-japanpavilion.jp/ja/)
展示の模様
左から:日本館出品作家の塩田千春氏、古賀総領事、キュレーターの中野仁詞氏
Alcantara Technology of Dreams訪問 (平成27年4月23日)
1970年代に東レ株式会社が生み出した素材「アルカンターラ」を製造するアルカンターラ社(本社:ミラノ)は、2015年ミラノ万博開幕にあわせて、4月23日~5月31日まで「Alcantara Technology of Dreams」展を開催します。
オープニングが行われた22日、古賀総領事は同展を訪問しました。同展はGentucca Bini、Giulio Calleppini、Ingo Maurer、Paola Navone、Nendo、Migliore e Servettoといったアーティストがアルカンターラ素材の特徴を活かしたインスタレーションを展示しており、来場者の注目を集めていました。
展示の模様①
展示の模様②
展示の模様③
第54回サローネ国際家具見本市訪問 (平成27年4月14日)
第54回サローネ国際家具見本市が4月14日にミラノで開幕しました。これは世界最大規模の国際家具の見本市で、日本も一般社団法人日本家具産業振興会がブースを設置、カリモク家具株式会社、飛騨産業株式会社、株式会社シラカワの3社が出展しています。また同ブースに出展経験のある株式会社マルニ木工と株式会社リッツウェルも独自のブースを設けています。
初日に当たる14日、古賀総領事は、上記5社の展示を訪問しました。参加企業は、それぞれ日本の独自の視点を活かしたデザインと木工の卓越した技術が融合した、シンプルで暖かみあふれる家具を展示しており、世界各国のバイヤーの注目を集めていました。
(カリモク家具株式会社の展示)
(飛騨産業株式会社の展示)
(株式会社シラカワの展示)
(株式会社マルニ木工の展示)
(株式会社リッツウェルの展示)
「フォーリ・サローネ」訪問 (平成27年4月13日~14日)
サローネ国際家具見本市の開催に合わせて、ミラノ市内全域で行われる企業やデザイナーによる場外自主展示である「フォーリ・サローネ」が今年も開幕しました(~19日)。「フォーリ・サローネ」には日本企業、日系企業や日本人デザイナーも参加しています。古賀総領事は13日から14日にかけて以下の展示会を訪問しました。
- Imagine New Days (アイシン精機株式会社、Superstudio Più, Via Tortona 27 ) (http://www.aisin.co.jp/events/milano2015/)
- 新製品「Glascene™(グラシーン)」及び「infoverre™(インフォベール)」を用いた空間展示 (旭硝子株式会社、Superstudio Più, Via Tortona 27)(http://www.agc.com/news/)
- Pure Moment (Misoka(「株式会社夢職人)、Officina 2, Opificio 31, Via Tortona 31)(http://www.misoka.jp/salone2015/salone2015.html)
- Tokyo Designers Week in Milano 2015 (デザインアソシエーションNPO、Padiglione Visconti, Via Tortona 58) (http://tokyodesignweek.jp/2014/tdw_milano.html)
- Sakenomy Pre-Expo (株式会社サニーサイドアップ、Padiglione Visconti, ViaTortona 58) (http://nakata.net/milano2015/)
- 有田焼創業400周年事業 「2016/project」(佐賀県、Spazio Rossana Orlandi,Via Mattteo Bandello,14-16)(http://www.pref.saga.lg.jp/web/kisha/_87541/_88216.html)
- Tokyo Midtown Award Exhibition in Milan 2015 (東京ミッドタウン, Spazio Rossana Orlandi,Via MatteoBandello,14-16)(http://www.tokyo-midtown.com/jp/award/award_news/award/news88.html)
- PASSAGGIO PROJECT’S 2015(Passaggio s.a.s, Spazio Rossana Orlandi,Via MatteoBandello,14-16)(http://www.passaggiomilano.com/eng/home.html)
- ミラノデザインウィーク(NEW DENSAN 100)(~4月25日)(一般財団法人 伝統工芸産業振興協会、PALAZZO GIURECONSULTI Camera dei Notari Piazza Mercanti 2)(http://www.meti.go.jp/press/2014/03/20150317002/20150317002.html)
Imagine New Days (アイシン精機株式会社)
新製品「Glascene™(グラシーン)」及び「infoverre™(インフォベール)」を用いた空間展示 (旭硝子株式会社)
Pure Moment (Misoka(株式会社夢職人))
Sakenomy Pre-Expo (株式会社サニーサイドアップ)
有田焼創業400周年事業 「2016/project」
Tokyo Midtown Award Exhibition in Milan 2015
(東京ミッドタウン)
PASSAGGIO PROJECT’S 2015(Passaggio s.a.s)
ミラノデザインウィーク(NEW DENSAN 100)(一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会)
東日本大震災 チャリティーイベント:「チャリティーボックス」(平成27年3月11日)
2011年の東日本大震災とその後の原発事故の被災地に“希望”を届けたいと、ミラノ在住の日本人有志によって結成されたNPO「L’isola della Speranza (リゾラ・デッラ・スペランツァ(希望の島)」は、その呼びかけに賛同した国際的に活躍するクリエイターが無償で制作した募金箱を、イタリア、スイス、日本で展示し、来場者に被災地への募金を呼びかけてきました。
東日本大震災4周年に当たる3月11日、このチャリティーイベントの締めくくりとして、これらの募金箱が、由緒あるオークションハウス(サザビーズ・ミラノ)で競売にかけられ、そのオープニングに古賀総領事が出席しました。
売上金は、すべて被災地に届けられる予定です。
(募金箱)
(「L’isola della Speranza 」を運営する田中基子氏(左)、菰田和世氏(右)と古賀総領事(中央))
新潟県十日町市とロンバルディア州コモ市の姉妹都市提携40周年記念式典出席(平成27年2月27日)
2月27日、古賀総領事は、新潟県十日町市とロンバルディア州コモ市との姉妹都市提携40周年記念式典に出席しました。
十日町市とコモ市は共に絹織物の産地として名高く、1975年2月27日に姉妹都市関係を締結し、以来、毎年の交流事業はもとより、5周年毎に使節団の相互訪問や記念行事の両市での開催を続けています。また、1991年には十日町市に「十日町・コモ姉妹都市交流協会」が設立され、コモ市の文化交流団体「ファミリア・コマスカ」と連携して、青少年交換留学事業、小学校間の姉妹交流をはじめ、コンサートや展覧会など様々な分野で交流事業を展開し、相互理解とその絆を深めています。
40周年記念式典が行われたコモ市役所には、マリオ・ルチーニ・コモ市長及び「ファミリア・コマスカ」やコモ市の関係者、コモ市民などが集まり、そこに十日町市長、十日町コモ姉妹都市交流協会及び十日町市民がストリーミング中継を通じて式典に参加しました。
古賀総領事は式典で、両市の姉妹都市交流は40年という長期にわたって継続されてきたが、特筆すべきは、その間交流が発展し続け、分野も多角化している点であり、日伊両国の友好、相互理解にも大きく貢献している、今後の交流を通じ両市の絆が一層強まり、次の世代へ引き継がれることを祈念する、との祝辞を述べました。
(古賀総領事とマリオ・ルチーニ・コモ市長)
(式典の模様)
(式典に参加したコモ市内の小学生)
日本関連芸術家作品展の開催(平成27年3月2日)
在ミラノ総領事館が北イタリア日本人会と共催で行っている『日本関連芸術家作品展 – Giappone e Dintorni』の一環として,ミラノ在住の会員,渡邉博首席領事の「折り紙」展を総領事館の受付ホールに展示しています。展示されている作品(写真及び実物)は,一枚の正方形の紙を切り貼りしないで折るだけで作られています。「小さな紙の大きな可能性」をご覧下さい。
期間は3月2日から同31日までの総領事館の開館日です。
MICAM、MIPEL Japanブース訪問(平成27年2月15日)
2月15日~18日ミラノで、世界最大規模の靴の国際見本市(MICAM)と皮革製品の国際見本市(MIPEL)が開催され、それぞれ、Japanパビリオン、Japanブースが設置されています。前者には5社、後者には8社が出展しており、15日、古賀総領事は両見本市を訪問し、出展各社を激励しました。各社とも、特色のあるデザインと日本の高度な職人技が融合した製品を展示していました。
MICAM Japanパビリオンでは、女性の靴職人が、日本の細部にまでこだわるハンドソーイングの技術を披露し、来場者から大きな関心が寄せられていました。
MIPEL Japanブースでは、クロコダイル革を使った上質な製品,日本の伝統的な技術(蒔絵,友禅など)を活かした製品等が展示されていました。また、レザーファッション手袋の株式会社クロダ(香川県東かがわ市)が、MIPELアウォードの国際部門(パノラマ部門)で大賞を受賞しました。
見本市に先立つ14日には、MICAM主催者(Assoacalzaturifici)のクレート・サグリパンティ会長、MIPEL主催者(AIMPES)のジョルジョ・カンナーラ会長、出展日本企業を公邸に招き、経済産業省、一般社団法人日本皮革産業連合会、JETROミラノ事務所等の日本側の関係者の出席を得て、日本の皮革製品振興のための活発な意見交換が行われました。
(MICAMジャパンブースでのハンドソーイングの実演)
(MICAMジャパンブース出展各社の製品)
(MIPELジャパンブース)
(MIPELアウォードの国際部門(パノラマ部門)で大賞を受賞した株式会社クロダの棚次啓二代表取締役と古賀総領事)
(公邸での意見交換会にて。左より、サグリパンティ・Assocalzaturifici会長、古賀総領事、カンナーラAIMPES会長)
BIT(国際観光見本市)への日本ブース出展及び日本の観光振興のための意見交換会の実施(平成27年2月12日)
2月12日~14日、ミラノ市郊外の見本市会場で国際観光見本市(BIT:Borsa Internazionale del Turismo)が開催されました。
今年も、BIT会場内には今年も日本ブースが設置され、東京都、航空会社、旅行会社など計14の企業・団体が日本観光のPRを行い、活況を呈しました。同ブースではBIT開催期間中、書道、風呂敷の折り形などの日本文化もデモンストレーション形式で紹介されました。
また、2月12日、イタリアの報道関係者・観光業者及び日本ブース出展者を総領事公邸に招き、日本政府観光局(JNTO)パリ事務所、在イタリア大使館、JETROミラノ事務所など、関係者が出席して、日本の観光振興のための意見交換会を行いました。ここではJNTOパリ事務所の土井千裕次長と株式会社ピースキッチンがプレゼンテーションを行いました。
意見交換会では日伊の出席者が活発に交流し、イタリア人出席者からは、質問や観光振興のためのアイディアが数多く寄せられました。
(日本ブースの様子)
(BIT日本ブースでの書道のデモンストレーション)
(公邸での意見交換会の模様)
折り紙デモンストレーション(平成27年2月8日)
ミラノ市内にある版画工房IL FOGLIOで和紙を使った折り紙のデモンストレーションがわれ,渡邉領事が参加しました。
まず,画家の松山修平氏が,和紙の原料である楮(こうぞ)の実物を示しながら,和紙の特徴(繊維質が豊富で丈夫,長期保存が可能,刷り物において美しい多色刷りが可能)を説明し,和紙がユネスコの無形遺産に登録されたことを紹介しました。
次に,渡邉領事が和紙を使った折り紙のデモンストレーションを行いました。一枚の正方形の和紙から,切り貼りしないで折るだけで,立体的なバラ(2種類),兜,蝶の4点を折りました。また,デモンストレーションをしながら,日本の折り紙は文献上では12世紀に遡り,折り紙の折り方が何世代にも亘って伝承されてきたことを紹介しました。
最後に,参加者全員で鶴を折りました。
当日折ったバラ(2種類),兜,蝶です。
茶の湯・初釜(平成27年1月9日)
1月9日(金)19時半から,茶道裏千家淡交会ミラノ協会(Ripa di Porta Ticinese 53, Milano)において初釜があり,総領事館から石丸領事,渡邊首席領事夫人が参加しました。年始めの茶会を通じて,イタリア人の方々とともに日本の伝統文化である茶の湯についての理解を一層深める機会となりました。
(初釜の様子)
(初釜の様子)
(参加者)